女子プロレスキュー!

真夏のフェアウェイバンカー活用術 宮崎千瑛

2022/08/10 05:00

「夏ゴルフでスコアを崩してしまう人」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーFさんの悩み】
「深いラフに悩まされる真夏のゴルフが苦手です。この時季にスコアを崩さない良い対策法はありますか?」

【宮崎千瑛のレスキュー回答】
深いラフに入ってしまうと、パーオンできる距離からでも脱出することしかできなかったり、ボールが見つからずロストになったりと、思わぬトラブルになり得ます。夏ゴルフならではの対策法として、私がおすすめしたいのは、フェアウェイバンカーをうまく活用するコースマネジメントです。

1. フェアウェイバンカーに入れてもOKと考える

この場合はフェアウェイ真ん中より右側を狙う

ティショット時の攻め方として、フェアウェイバンカーがあるホールでは、それほどバンカーを警戒せずに打っていきます。理由は、深いラフよりも薄い砂の上からのほうが、2打目が圧倒的に打ちやすいからです。

2. 手打ちの感覚で振る

暑い夏ほど省エネなスイング幅が効率的!

次に、フェアウェイバンカーからの打ち方をご紹介します。ミート率を高めるには、振りすぎないことが重要。多少手打ちになってもいいという感覚で、体の軸をブレさせないように頭を動かさず、ハーフスイングの振り幅でOKです。

3. 砂は取らずに2番手アップ

砂を薄めに取る意識なら頭の位置は動かない

薄い砂の上からのショットになるため、ダフリは禁物。ボールにしっかりとミートするよりも、ハーフトップでも良しと考えます。距離が落ちるため、状況によっては2番手以上、大きいクラブを使う場合も。砂の量を多く取らないことがポイントです。

【今回のまとめ】真夏は芝よりも砂を生かそう♪

「バンカーでなら得意のUTが使えることが大きい」と宮崎

フェアウェイバンカーに入れてもOKと考える。
手打ちの感覚で振る。
・砂は取らずに2番手アップ

取材協力/南総カントリークラブ

■ 宮崎千瑛(みやざき・ちえ) プロフィール

1997年3月30日生まれ、東京都出身。兄の影響でゴルフを始め、4歳から北谷津ゴルフガーデンで腕を磨く。運動神経に自信があり、ラン&バイク&18ホールをプレーする「ゴルフトライアスロン2019」鉄人の部で優勝。海外で戦える選手を目指し、プロテスト合格を目指す。

宮崎千瑛'sレスキュー 記事一覧