女子プロレスキュー!

バンカーの練習不足 コレをやっておけば解消できる! 石坂翔子

2023/09/20 11:00

「バンカーの練習不足に悩む人」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーYさんの悩み】
「バンカー練習がなかなかできないので、グリーン周りのバンカーショットが上達しません。練習場や自宅でもできる練習法はありますか?」

【石坂翔子のレスキュー回答】
たしかにバンカーショットを、コースと同じ環境で練習できる場所は限られます。砂へのヘッドの入れ方や、砂を爆発させるエクスプロージョンの感覚を養うには、実際のバンカーでないと難しいかもしれません。ただ、ショットに必要な要点をつかむことで、練習場や自宅でもバンカー上達が見込める練習法はあります。

1. 練習場ではティアップ打ち

リーディングエッジ(フェース下部の歯)でティの先端をなでるように打つ

練習場では、高くティアップしたボールを打つ練習がお勧めです。右手首の角度をキープしますが、ヘッドはなるべく緩やかに下ろす意識を持ってください。ソール面が極力ティに触れないように、クリーンに打てるように練習しましょう。

2. 家ではタオル&スポンジボール打ち

実際は部屋のフローリングや畳の上で

家の中では、一枚のタオルの上にスポンジボールを乗せ、タオルごと打つ練習がお勧め。ボールだけではなくタオルも一緒に運ぶ動きを覚えることで、周辺の砂とともにボールを運ぶスイングの感覚を身につけることができます。

3. 体の高さを意識する

※下に強く打ちつけないように注意を払って練習しよう

バンカーショットの基本は、うまくダフらせて砂と一緒にボールを飛ばすこと。クラブを極端に短く握り、スタンス幅を広げて腰を落とします。頭を上げたり、上体が起き上がることなく、体の高さを常にキープしつづけることが重要です。

【今回のまとめ】できることからコツコツと

本番の状況をイメージしながら練習することが重要!

・練習場ではティアップ打ち。
・家ではタオル&スポンジボール打ち。
体の高さを意識する。

取材協力/千葉夷隅ゴルフクラブ

■ 石坂翔子(いしざか・しょうこ) プロフィール

1995年生まれ、東京都出身。両親の影響で小学生の頃からゴルフを始め、高校は杉並学院に進学してゴルフ部で腕を磨く。大学卒業後はダンロップスポーツマーケティングに入社し、2022年にJLPGAティーチングプロフェッショナルA級を取得。17年ミス調布コンテストでグランプリに輝いた経歴も持つ。

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