“握り方ひとつでパット激変!” 山里愛
2015/07/01 09:00
ロングパットに最適!「逆オーバーラッピング」

最も代表的なのが、ショットの握り方に近い「逆オーバーラッピング」だと思います。ショットの際に右小指を左人差し指に乗せる「オーバーラッピング」に対し、左人差し指を右手の中指から小指にかけるように握るのが「逆オーバーラッピング」。私もパットはショットの延長線上にあり、同じフィーリングで打ちたいと思っているのでこの握り方をしています。距離感が合わせやすい反面、利き手が悪さをするのがデメリットです。ただ、私はこの弱点を克服するため、左右の手の間隔を狭めるように指をかけ、両手の一体感を得やすくしています。
ショートパットに最適!「クロスハンド」

ショットとは逆に右手でグリップエンド側を持ち、左手を下にする「クロスハンドグリップ」。低く長いフォローが取りやすいので、機械的なストロークがしやすく、ストロークの大きさで距離感を出したいプレーヤーに向いています。また、利き手の動きをセーブできるので、プレッシャーのかかるケースでも、安定したストロークができます。