“2パットで抑えるライン読み” 山里愛

山里004
「いつも行っている手順をお教えします♪」

プロとアマチュアの違い

【アマチュアゴルファーの悩み】
「どんな状況からでも2パットで抑えるプロと、3パットしてしまうアマチュアでは、ラインの読み方が違うのでしょうか?」

ある程度の経験や想像力が必要な一方で、時にはその経験が邪魔になることもあるのがライン読みの難しいところ。プロとアマチュアの大きな違いは、ルーティーンを持っているかどうかかもしれません。

広告の後にも続きます

「セカンドを打つとき」から始まる!

山里004
ラインは周辺の地形がヒントになる

突然ですが、ライン読みはいつから始まると思いますか? グリーンオンしてから? グリーン上? いやいや、私の答えは、「セカンドを打つとき」からです。どこに乗せればどんなラインになるのか、ある程度把握してショットを打っています。

山里004
全体の傾斜を確認しながら、グリーンに近づく

理由は、上りのラインを残したいというマネージメントもありますが、グリーンの形状は俯瞰して見るのが一番分かりやすいからです。初めてラウンドするコースでも、セカンドを打つ際にグリーン全体の傾斜を確認し、周囲の地形も把握しておけば、グリーンに上がってからラインで悩むことは少なくなります。

傾斜は「カップ周り」を重視!

山里004
「打ち出し部分」<「カップ周り」

ボールの曲がり幅に大きな影響を与えるのが、ボールの勢いがなくなったカップ周りの傾斜です。誰もが「カップを通り過ぎてから、大きく曲がった」という経験をお持ちだと思います。その原因は、打ち出された瞬間はボールに勢いがあるため傾斜の影響を受けにくい一方、ボールの勢いがなくなったカップ周りは傾斜の影響を大きく受けるからなのです。

3箇所から読む!

山里004
ボール後方は、1ピンくらいボールの後ろから

ですから必然的に上り傾斜より、惰性で転がる下り傾斜のほうが曲がり幅は大きくなります。スピードにもよりますが、同じ距離で同じ傾斜ならば「下りは上りの倍切れる」と覚えておいてください。ボールやカップの後ろ、そしてラインの横から、私は今回述べたことをイメージしながらラインを読んでいます。

この記事の画像をすべて見る
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス