パットの精度を上げる練習法 山里愛
2015/07/29 09:00
【コソ練メニュー1】 「ワキ」にクラブを挟んだまま練習
次に普段から家でできる練習方法です。家では単にマットのカップにボールを入れることより、基本的なストロークを固めることが重要。私のおすすめは「ワキ」にクラブを挟んだままの練習法です。なるべく腕の自由をなくし、肩の回転を意識したストロークが身につきます。
シンプルな動きを再確認!
最初は窮屈に感じるかもしれませんが、脇に意識を集中させてみてください。余計な動きをせずともボールをまっすぐ転がすことができるという感覚を肌で感じることができれば、練習の効果を感じ取ることができるでしょう。
【コソ練メニュー2】 「障害物」を置いて練習
もうひとつ、ヘッドのトゥ側とヒール側に障害物を置いて行う練習もおすすめ。最初は「ここなら当たらない」という余裕をもったところに障害物を置き、徐々にその幅を狭めていきます。徐々に難易度を上げることで、ヘッドの動きを意識した感覚が研ぎ澄まされていくのです。
打点のズレが解消!
打ち出しから左右にブレてしまう場合は、打点がズレている証拠。この練習で打点が安定すれば、イメージしたところに打ち出すことができます。
1R「30」を目標に!
パッティング精度の向上はすぐにスコアに直結します。1ラウンドのパット数「30打」を目標に、パット巧者を目指しましょう。
(山里愛プロ編・終了)
山里愛(やまざと・あい)
1991年6月8日生まれ、沖縄県豊見城市出身。13歳からゴルフを始め、高校卒業後2度目の受験でプロテストに合格。昨年のステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」優勝。今季はレギュラーツアーでの優勝も目指す
撮影/パッティンググリーン
コースと同じ芝を使用している広大なパッティング練習場。練習場はその他230ヤードのドライビングレンジ、アプローチ練習場もあり。スタート前の準備には最適の環境