女子プロレスキュー!

もう恐くない!チョロ、テンプラ、チーピン 笹原優美

2015/09/02 09:00

ティショット、突然のミスへの対処法

「まさに応急処置“レスキュー”のお話です♪」(笹原)

【アマチュアゴルファーの悩み】
「チョロ、テンプラ、チーピン……ティショットで突如同じミスショットが出てしまいます。ミスショット毎の対処法を教えてください」

ひとつのミスをきっかけに、ズルズルとスコアを崩してしまうのは、もったいないですよね。ラウンド中でも改善の余地は十分あります。ミスを受け入れ、的確な対処をすることが大崩れしない秘訣です。

【チョロ】は後を引くミス!

ダメージが大きい!

ティショットでのミス代表格といえば、「チョロ」が上げられます。一度チョロが出ると、同伴競技者に迷惑をかけてしまってはいけないという気持ちになり、その後のティショットにも大きな影響を与えてしまうものです。

「おでこ」を付けたまま素振り

同伴者にクラブを頭に付けてもらっても代用できる

チョロの主な原因は、体が起き上がっていること。焦れば焦るほどボールの行き先が気になり体が起き上がってしまいます。チョロの対処法は、カートなどにおでこをつけての素振り。カートからおでこが離れないように素振りを行います。

前傾姿勢キープが絶対!

トップとフォローに注意!

おでこを付けたまま素振りができるということは、前傾姿勢が崩れていない証拠。体の起き上がりを抑えたスイングで、チョロを抑えることができるのです。

【テンプラ】対応…ティを低く!

ティを通常より低めに (比較/右側が通常の高さ)

ティアップするドライバーショットでは、ボールの下目を打ってしまう「テンプラ」のミスも気をつけたいところ。ティアップの高さ、ボールの位置が主な原因です。ティアップの高さを低くし、ボール位置を左足寄りにセットしましょう。

フェースの下目で打つ!

スイング軌道ではなく、フェースコントロールで調整!

ティを低くしたからといって、ボールを上から打ち込むのはNG。意識としてはなるべくフェースの上目ではなく、下目で当てるような意識を持ってください。トップをさせるような意識で十分です。

【スライス】原因はアウトサイド・イン & フェースの開き≫
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