もう恐くない!チョロ、テンプラ、チーピン 笹原優美
2015/09/02 09:00
【スライス】原因はアウトサイド・イン & フェースの開き
次にご紹介するのは、「スライス」について。大きく右へ曲げてОBしてしまうのも多くのゴルファーの悩みだと思います。原因は多くありますが、アウトサイド・インの軌道、またはインパクトでフェースが開いているのが共通する動きです。
「クローズスタンス」で応急処置!
改善するには、クローズスタンスに立ってアドレスすること。クラブをいつもより短く持つことも忘れないでください。スライスになりにくい状態を作ったら、あとは力まずスイング。腕の力を抜いてヘッドを放り投げるように振れば、大きく右に曲がることはないでしょう。
【フック】対応…担ぐフィニッシュ
反対に左へフックしてしまうときには、フェースを開いて構えます。スイング時の注意点は、フォローで手首を返さずにクラブを左肩に担ぐようなフィニッシュを取ること。過度なインサイド・アウト軌道やフェースがかぶるというフックの原因を軽減できます。
【チーピン】対応…トゥ側で構える!
また、更に曲がりの強い「チーピン」が出てしまった場合は、アドレスを見直してみてください。チーピンの原因はクラブのヒール側に当たり、フェースが被ってしまうこと。ややボールに離れて立ち、フェースのトゥ側で構えることでミスを軽減できます。
笹原優美(ささはら・ゆみ)
1992年8月4日生まれ、東京都練馬区出身。父の勧めで11歳からゴルフを始め、高校はゴルフ部のある法政大高校に進学。和田泰朗コーチに師事し、ゴルフに対する考え方を変える。2010年は「日本ジュニア」、翌11年には「日本アマ」に出場。今季はQTランキング61位を利用してツアー参戦中
撮影ホール/
ロイヤルコース 9H Par4(C.T 439y、R.T 391y)
トーナメント開催時は最終18番で使われることが多く、数々の名勝負を生み出してきたホール。グリーン手前の左右バンカーは深く、ここに入れるとパーセーブが難しくなる