ドロー・フェード自由自在! 球筋の打ち分け方 井上莉花

画像 井上莉花“ドロー・フェード自由自在! 球筋の打ち分け方”
「曲げる原理を知っておくと、ショット自体の質も上がる!」(井上)

難しいテクニックは不要!

【アマチュアゴルファーの悩み】
「コースレイアウトや目の前のハザードの状況によって、ドローとフェードを打ち分けるスイングを身につけたいのですが……」

「球筋を打ち分ける」と聞くと上級者にしかできないテクニックのように感じますが、実は手順さえ間違えなければ簡単にドローやフェードを打ち分けることはできるのです。今回は私が実践しているシンプルな打ち分け方をお教えします。

広告の後にも続きます

目の前の「木」を避けるには…?

(画像2枚目) 井上莉花“ドロー・フェード自由自在! 球筋の打ち分け方”
しがらきの森CC 15H セカンド地点

今回は、写真のように目の前に大きな高い木があり、その奥にグリーンがある状況を想定して球筋を打ち分けてみましょう。ドローを打ちたいとき、フェードを打ちたいとき、どちらにも共通するのは「スタンスは打ち出し方向」「フェースはターゲット方向」ということです。

【ドローの場合】右を向いて、フェースはまっすぐ!

(画像3枚目) 井上莉花“ドロー・フェード自由自在! 球筋の打ち分け方”
一度真っすぐ構えてから、右を向こう!

ドローボールを打ちたいときは、右を向いてアドレスを取り、フェース面はターゲットへ向けます。このシチュエーションでドローを打つ場合、木の裏側にグリーンがあるので、フェース面は木を向くことになります。アドレスした目線で見れば、フェースはかなり被せて構えていることになります。

スタンスなりに振り抜く!

(画像4枚目) 井上莉花“ドロー・フェード自由自在! 球筋の打ち分け方”
被り気味のフェースに惑わされないこと!

この状態からスイングをするわけですが、クラブを振る方向はフェース面ではなくスタンスが基準です。自分の体の向きに合わせ、いつものようにクラブを振り抜きましょう。ボールはアドレスなりに右方向に飛び出し、ドロー回転が掛かって木の裏側グリーン方向へ運べるはずです。

【フェードの場合】 ドローの逆!

(画像5枚目) 井上莉花“ドローorフェード自由自在! 球筋の打ち分け方”
ドローよりランが出ない分、距離が合わせやすい

フェードを打つ場合は、この逆をすればよいだけ。目の前の木よりも左にスタンスを取り、フェース面は最終目的地となるグリーンを向けておきます。スタンスなりにスイングすれば、ボールは木よりも左に飛び出し、スライス回転が掛かって木の裏側にボールを曲げることができるわけです。

この記事の画像をすべて見る
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス