ティショットで曲げない!ちょっとしたコツ 井上莉花
2015/10/21 09:00
「確実に行こうとしてミス…」を無くす!
【アマチュアゴルファーの悩み】
「ティショットを安全にいこうとして、フェアウェイウッド(以下FW)やユーティリティ(以下UT)を持ったのにミス……。上手く打つにはどうすればよいですか?」
安全にいこうとドライバーからFWやUTに持ち替えたのにミスをしてしまうと、普段のミスよりダメージが大きく、失敗を引きずってしまいます。今回は、そんな状況で確実にフェアウエーをキープするレッスンです。
【左or右NGの場合】 立ち居地、正解はどっち…?
まずは左サイドは谷になっていて、左に曲げるのはNGという状況です。ティグラウンドのどこに立ちますか? NGエリアからできるだけ遠い場所に立ちたくなるのが人間の心理ですから、右に立つ人が多いのではないでしょうか。
【左or右NGの場合】 左がNGの場合、左に立つ!
しかし、右に立つと左を向いて構えることになり、NGエリアが視界に入ってきます。これが大きなプレッシャーとなり、ミスショットにつながってしまうのです。左がNGの場合は左側に立つのが正解。右を向いて構えられるので、視界からNGエリアを消すことができるのです。逆に、右にNGエリアがあるときは、右サイドにティアップしましょう。
【打ち下ろし】 体のラインを平行に!
次に、打ち下ろしのティショット。フェアウェイが目線より下にあるため、左肩が下がったアドレスになってしまうことが多いので注意しましょう。ポイントは、視界に惑わされず、目線、肩、コシ、ヒザのラインを平行に揃えてアドレスすること。
【打ち上げ】 右足は“ベタ足”のまま!
これは、逆の打ち上げホールでも同じ。打ち上げホールでは高い球を打とうと、右肩を下げてダウンスイングしてしまうのです。高い球を打ちたいなら、なるべくベタ足でスイング。ダウンスイングで右カカトが浮かないようにしましょう。そうすることで、ロフトなりにインパクトができ、高い球が打てますよ。