ティショットで曲げない!ちょっとしたコツ 井上莉花
2015/10/21 09:00
【ドッグレッグ】 スイングを緩ませない!
次はドッグレッグホール。ドッグレッグでは、正面に打ちすぎるとコースを突き抜けてしまうので、タテの距離感が重要になります。そんなときは距離を落とそうと力を抜いてしまいがち。するとスイングが緩み、ミスショットになってしまいます。
【ドッグレッグ】 短く握ってコンパクトに!
アドレスの段階からクラブを短く握り、コンパクトなスイングで緩めず振り切ることを心掛けましょう。ミート率がアップし、まっすぐ飛ばしやすくなりますよ。
【その他】 「おかしい」と思ったら、“スパット頼み”!
他にも、コースの景色の錯覚で「このホールのティグラウンドは、まっすぐ立ちにくい」と感じる時があります。そんな時は、ボールの後方に立ち、打ち出す方向をチェックした後、ボールの数十センチ前に目印を見つけるようにしましょう。アドレスした状態で視界に入る位置に目印があれば、周囲の景色に惑わされずバランスよくスイングできるはずです。
(井上莉花プロ編・終了)
井上莉花(いのうえ・りか)
1993年11月24日生まれ、茨城県水戸市出身。10歳のとき父親の勧めでゴルフを始め、高校時代は新設したばかりのゴルフ部に入部し、わずか創部2年目でインターハイに出場。現在は山本幸路プロを師事し、兵庫県にある「エスブランドゴルフアカデミー」で腕を磨く。昨年QTランク143位の資格で今季ツアーに参戦中
撮影ホール/
10H Par5 (Back.503y、Reg.477y)
左ドッグレッグのロングホール。フェアウェイはフラットだが、左右の山がプレッシャーに。ティショットは左山裾越えがベストルート。グリーン周りにはバンカーがあり、ショットの正確性が必要