女子プロレスキュー!

“バンカーから寄せる!キホンのキ” 兼岩美奈

2015/11/11 09:00

基本を抑えて苦手克服!!

「バンカーが得意になると、全体のマネジメントも変わります」(兼岩)

【アマチュアゴルファーの悩み】
「バンカーが思うように脱出できません。確実に一発で脱出できるようなアドバイスをお願いします」

バンカーが苦手という人は、バンカーショットに対し苦手イメージが先行してしまっている人が多いです。もう一度バンカーショットの基本をおさらいして、苦手意識を克服しましょう。

とにかく「バウンス」を活かす!

「バウンス」とはソールの出っ張った部分

バンカーショットの基本となるのは、クラブのソールにあるバウンスを活かして砂を爆発させた勢いでボールを飛ばすこと。そうするには、「フェース」を開くことと「スタンス」の取り方が重要です。

「フェース」&「スタンス」がポイント!

フェースを開いてから、スタンスを開くが正解!

まずはアドレスしてから1~2時の方向にフェースを開きます。フェースを開くことで、リーディングエッジではなくバウンスから地面に着地しやすくなるわけです。そしてフェースを開いた分、出球は右に飛び出すのでスタンスはオープンに構えます。

「開き具合」=距離調整

画面左に比べ画面右はオープンスタンス。球は自然と高くなる

「フェース」「スタンス」この2つの開き具合を調整することで、打ちたい距離の調整につながります。例えば、同じ振り方、同じ砂の量を取ると仮定した場合、「フェース」も「スタンス」も開けば開くほど、ボールが高く上がります。

スタンスだけ「反時計回り」!

フェースの向きは変わっていない

フェースやスタンスを開く際にチェックしていることは、フェースの向きはターゲットを指していること。簡単に言えば、ボールとクラブの関係性は変わらないまま、スタンスの向きだけ反時計回りに動いているのです。このように考えると、「フェース」も「スタンス」も開いて調整するというよりシンプルに考えられると思います。

振り抜く方向は「スタンスなり」!≫
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