女子プロレスキュー!

芯を喰うにはこの練習! 井上希

2015/12/16 09:00

基本を押さえて「ダウンブロー」♪

「メニューは、基本練習と片手打ちの2つ♪」(井上)

【アマチュアゴルファーの悩み】
「プロのようにダウンブローに打ってターフを取りたい! どのような練習をすればよいですか?」

ダウンブローで打つには、ヘッドが最下点に達する手前でボールにヒットすることが欠かせません。難しいと思われるかもしれませんが、基本さえ押さえれば意外と簡単に実現できるものです。

コツは「素振り」のように!

現実はそう上手くはいかないが…

誰でも素振りをすれば、ヘッドの最下点は左ワキの下(右打ちの場合)に来ると思います。ですから実際のスイングでも素振りのように振り抜けば、自然とインパクトは体の真ん中=ボール位置にくるはずなのです。ですが実際は、“大きく強く”振る意識が無意識に働き、バランスを崩してしまっているのだと思います。今回は私が実際やってきた基本を習得する練習法をお話します。

9Iでハーフスイング!

つかまえやすい番手と思えれば、8IやPWでも可

「練習の9割はハーフスイング」といっても過言ではないくらい、9番アイアンでハーフスイングをしてきました。ボールをつかまえやすく、クラブも短いこと、さらにロフトがあることが9番で練習した理由です。

「低弾道」で「ややフック」ならOK!

最初の目安は、通常のフルショット時より低ければOK!

ハーフショットではしっかりとボールをミートすることが目的ですから、やや低く打ち出し、多少フックするような弾道を目指します。ロフトのあるクラブで低くボールを打つことこそ、正しいスイングのセルフチェックになるのです。

「始動30cm」がポイント!

切り返し以降「同調」を意識しなくても大丈夫!

スイング中は、体の回転で打つことを意識します。特に始動の段階で、クラブがおヘソとつながっているイメージ。ここで手の動きだけでヒョイッと上げてしまうと、最初から体との同調が崩れてしまい、後は帳尻を合わせるようなスイングになってしまいます。とにかく始動がポイント! 始動30センチはクラブと体を同調させ、体で上げることを意識してください。

オススメは「片手打ちドリル」!≫
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