“直前のパット練習、これでOK♪” 山村彩恵
2016/02/03 09:00
パッティングをレスキュー!
今回から全6回にわたり、プロ5年目を迎える山村彩恵プロのレッスンがスタート。テーマは“部屋の中でもできるパット術向上”だ。パッティングはスコアに直結する大切な要素。部屋に練習マットを敷いてできる練習法から、ラウンドする際に取り入れたい実践的なポイントまでを伝授していただこう。
山村彩恵(やまむら・さえ)
1992年6月29日生まれ、福岡県福岡市出身。9歳でゴルフをはじめ、ゴルフの強豪校 沖学園へ進学。卒業後の'12年にプロテストに合格、クォリファイングトーナメントも通過しツアー参戦を果たした。'14年の「グアム知事杯」でプロ初優勝。今季ははステップ・アップ・ツアーを主戦場にレギュラーツアーを目指す
ラウンド前日or当日の朝にできることは?
【アマチュアゴルファーの悩み】
「ラウンド前日や直前のパッティンググリーンで、どのような練習をしていますか? またチェックしていることがあれば教えてください」
ラウンド前日や朝のパッティング練習では、プレーの良し悪しを決めると言っても過言ではない大切な時間だと思っています。私の練習方法と調整方法をお話します。
【ロングパット.01】 タッチをつかむ!
直前でできる練習としては、タッチをつかむことです。カップインするにはカップをオーバーする距離感が大切ですし、ロングパットを3パットしないためにも、ボールの転がりを把握しておくことは大切になります。
【ロングパット.02】 カップを見たまま打つ!
そのためにやっているのが、カップを見たままストロークすること。ボールを見たまま打つより、目標へのイメージが鮮明になり、実践的な距離感が体感できます。なるべく長めのロングパットをやっておくと、本番で発揮できるタッチを合わせることができると思います。