女子プロレスキュー!

“ショートパットは外さない!” 山村彩恵

2016/02/24 09:00

不安を打ち消す! 4つの心得

【アマチュアゴルファーの悩み】
「1メート以内のショートパットを外すと、その後も『またミスするのではないか?』と不安になって何度も外してしまいます。精度を上げるにはどうすればよいですか?」

ショートパットを外さないためには、プレッシャーに打ち勝つ“メンタル”の強さが必要です。ですが、気持ちを強く持つことは技術の裏付けがあってこそ。今回は、実戦で確実に結果に結びつく心得を4つご紹介します。

【心得.01】 「ヘッドアップ」は厳禁!

「左肩」の位置の違いに注目!

まずは、ショートパットで最も気をつけなければいけないポイント、代表的なミスである「ヘッドアップ」です。ボールの行方が気になり、インパクト直後に顔を上げてしまうと、肩のラインが開いてしまいます。真っ直ぐストロークすることが難しくなってしまいます。

カップの音を聞くまで「顔」は上げない!

どうしても上げてしまう人は、他者に頭を掴んでもらおう!

1メートル前後のパットなら、カップインするまでボールは絶対に追わない。カップインするかどうかは、カップに入る音が知らせてくれると考えて挑んでください。

【心得.02】 「フォロー」はしっかり!

ショートパットだからこそしっかり!

次に、ストロークはフォローをしっかり出すこと。打って終わりの中途半端なフォローでは、ボールの転がりが悪くなり、カップに蹴られることも少なくありません。しっかりフォローを出すための練習として、アドレスの状態からそのままボールを押し出すドリルを試してみてください。

「押し出す」練習で体得しよう!

真っ直ぐ目標に向かって転がればOK!

フォローをしっかり出す練習法としては、テークバックをせず、ボールにセットアップしたらそのままボールを押し出すという練習です。テークバックがない分、フォローを通常以上に大きく取らないとボールは前に転がりません。頭でイメージするより、体で理想的なフォローを覚えることが、すぐに実戦で結果が出せるコツです。

【心得.03】 構えは「片手」でチェック!≫
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