女子プロレスキュー!

フェアウェイウッド攻略はソールを戻すだけ! 竹村千里

2016/07/20 09:00

“ソール”をアドレスの位置に戻す!

FWのソールは、芝の上を滑る構造となっている

FWやUTを上手く打つには、“払い打つ”イメージを持つことが大切です。アイアンのように打ち込んでしまうとスピン量が多くなり、思うように飛ばせません。また、手打ちになると左ヒジが引けるなど、腕が短くなってボールの頭を叩きがち。払い打つには、軸を保ちながら腕を走らせるように振っていきます。アドレスで構えた位置にヘッドが戻れば、ソールが滑りショットを安定させることができるのです。

“両足揃え打ち”で軸を感じる!

「ショット直前に2~3回往復でOK」

そのための練習方法として、スタンスを狭めて両足を揃えて打ってみてください。両足を揃えることで体の軸が感じやすくなり、不動の軸が作れるのです。無理なくその場で回転するには、腕の使い方が大切です。

左右の“腕”を入れ替えるだけ!

「シンプルに考えよう!」

そしてその使い方を教えてくれるのが水平素振りです。上体を起こし、ヘッドを胸の高さまで上げたら、バックスイングでは左腕、フォローでは右腕が上に来るように素振りを行います。インパクト付近で左右の腕が入れ代わるように動かします。ポイントはリストをターンさせるのではなく、腕をローリングさせること。大きな筋肉を動かせば動きが安定し、ミスを減らすことができるのです。

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MOVIEで、もう一度Check!

【レスキュー・POINT】
・エッジまでの距離でクラブ選択
・払い打つイメージを持つ
・体の軸を保ち、腕をローリングさせる

【Lesson生】
服部紗也加(はっとり・さやか)さん
1994年生まれ、大阪府出身。2015年、GDO「ゴルフアンバサダーオーディション」にてジュニアゴルフアンバサダー準グランプリを獲得。愛称“さぁちゃん”。ゴルフの腕前は初心者レベル、平均スコア140

「苦手だったFWも、得意クラブになりそう♪」

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