女子プロレスキュー!

夏ラフ対策、これだけは…!! 加賀其真美

2017/08/13 18:00

「ラフからのショット」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーUさんの悩み】
「ラフにつかまると、思うような飛距離を出すことができません。どのような点に気をつければいいでしょう?」

加賀其真美のレスキュー回答】
この時季のラフは強くて長いので、ショットに大きく影響します。フェアウェイと同じ打ち方では、引っかけやダフリといったミスに…。今回はラフ対策として、『これだけは…』と思う最低限のポイントをお教えします。

まずはボールの「沈み込み」を確認!

ラフからのショットでは、まずボールの状況を確認します。ボールが浮いているのか、沈んでいるのか、状況によって打ち方や狙い方が大きく違ってくるからです。

【浮いている時】ティショットのように打つ!

入射角は緩やかとなるように

ボールが浮いている場合は、比較的やさしいショットになります。芝がティの役割を果たすので、ティアップしたボールを打つようなもの。ややクラブを短く持って、払い打つようにフラットに振ればミートしやすくなります。

【沈んでいる時】強めのダウンブローで打つ!

弾道イメージは低く、いつもよりランが出るように攻める

一方ボールが沈んでいる場合は、少し厄介なショットです。この状況で注意したいのが、ボールを上げにいくこと。アッパー軌道が強いとボールにコンタクトできず、ミスにつながります。強めのダウンブローで打っていきましょう♪

【今回のまとめ】「ラフショット」のレスキュー♪

・ボールが浮いているか沈んでいるかで、大きく打ち方が変わる。
・まずはボールの「沈み込み」をチェック!
・浮いている時は、ティショットのように払い打つ。
・沈んでいる時は、強めのダウンブローで上から打つ。

取材協力/カレドニアン・ゴルフクラブ

加賀其真美(かがその・まみ)
1991年生まれ、福岡県出身。父の影響で12歳からゴルフをはじめ、ゴルフの強豪校沖学園へ進学。2012年にプロテスト合格。今季はステップアップツアーを中心にレギュラーツアーにも参戦。シード獲得を目指す。

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