女子プロレスキュー!

今年こそ絶対!飛距離アップ 川崎志穂

2018/01/07 11:00

次世代の“飛ばし女王” 志穂ちゃん登場♪♪

昨季はドライビングディスタンス堂々の第8位

今回から登場するのは、昨年プロテストに合格したばかりの21歳 川崎志穂プロ。171cmの長身とスタイル抜群の美人プロが、ラウンド中に起こりやすいミスショットの対処法を指南してくれる。

「飛距離アップ」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーRさんの悩み】
「今年こそ飛距離アップを実現させたいと思っています。飛ばしたいときにプロが頭に入れている最低限のポイントを教えてください」

川崎志穂のレスキュー回答】
「飛ばしたい」と思ってボールを打ちにいくほど、スイングでは体が突っ込み、ヘッドが上から入ることで思うように振り抜くことができません。これでは飛ばすどころかボールが曲がり、スコアも大きく崩してしまいます。

1. 体重移動より体の回転!

× フェースが立ちすぎ(画像左)

私はドライバーで飛ばしたいときほど、体重移動を行わずに体の回転だけを意識してスイングします。いつも以上に回転を意識するために、頭には「大きな円形の筒」をイメージするようにしています。

2. 大きな筒をイメージする

腕や手は筒の中からハミ出してもOK

筒のイメージを持つと、自然と両脚の外側ではなく内側で踏ん張ることができます。内側で踏ん張ることで、力が外側へ逃げずに軸をキープしたままコマのように回転することができるのです。

3. 打ち急ぎに注意!

打ち急ぎの切り返し(右:極端な例)

もうひとつ意識していることは、スイングのテンポです。飛ばそうとするとつい「いつもよりクラブを速く振ろう」と思いがち。バックスイングが浅くなり、切り返しのタイミングも早くなって、しっかりミートできなくなってしまいます。

4. いつもよりゆったり振る

スイングアークは自然と通常よりやや大きめに

いつものテンポよりゆったり体を回転させることで、体を十分に捻転させることができます。また、急がずにヘッドを動かすことで、理想とする軌道でスイングすることができます。ミスショットも減り、ビッグドライブにつながりますよ♪

【今回のまとめ】「飛距離アップ」をレスキュー♪

・体重移動より体の回転を意識する。
大きな筒をイメージする。
・いつもよりゆったり振る

取材協力/姉ヶ崎カントリー倶楽部

解説/川崎志穂(かわさき・しほ)
1996年生まれ、千葉県出身。17年はQT25位の資格でレギュラーツアーにフル参戦するとともにプロテストに合格。171cmの長身から放たれる260yd超えのロングドライブを武器に、18年はステップアップツアーを主戦場に戦う。姉ヶ崎CC所属。

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