朝の5分で“その日”の距離感をつくっちゃおう 川崎志穂

「ロングパット」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーFさんの悩み】
「10m以上のロングパットが苦手です。ショートしたかと思えば、次のホールで大オーバー。どうしたら距離感が合うのでしょうか?」

川崎志穂のレスキュー回答】
ロングパットの距離感は、ある程度ストロークを安定して打つことができていれば、あとはその日その日、ラウンドの日の感覚を整えることが重要です。当日の朝、パッティンググリーンで行う効果的な練習法をお教えします。

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1. 5歩と10歩の距離を繰り返す(4分)

朝の5分で“その日”の距離感を作っちゃおう 川崎志穂
グリーンのスピード感を体感しておく

ボール位置から5歩と10歩の2箇所にティを挿し、そこにボールが止まるように打ちます。一定の距離を体に覚え込ませるためです。練習時間5分であれば4分を費やし、歩測の距離とボールスピード、振り幅をある程度頭に入れておきます。

2. スタンスの振り幅で打つ(1分)

朝の5分で“その日”の距離感作っちゃおう 川崎志穂
いつも決まった振り幅で打つこと

最後の1分間では、自分なりの“距離の物差し”をつくります。スタンス幅の大きさでストロークを行い、何も目標のない方向へ打っていきます。ここではタッチが思ったより強く出ているのか、それとも弱く出ているのかを把握します。

3. 朝つくった“下地”を忘れない

朝の5分で“その日”の距離感作っちゃおう 川崎志穂
ロングパット前には必ず思い返すようにしておく

はじめの4分間でつくった「タッチの強弱」と、残り1分でつくった「その日の強弱」を知ることで、“その日”の距離感の下地ができあがります。あとはこの感覚をできるだけ忘れず、午前・午後の芝の長さの違いや、上り下りの傾斜に応用してみてください♪

【今回のまとめ】5分間で距離感をつくる

・5歩と10歩の距離を繰り返す(4分)
・スタンスの振り幅で打つ(1分)

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取材協力/姉ヶ崎カントリー倶楽部

女子プロレスキュー 川崎志穂 プロフィール

解説/川崎志穂(かわさき・しほ)
1996年生まれ、千葉県出身。17年はQT25位の資格でレギュラーツアーにフル参戦するとともにプロテストに合格。171cmの長身から放たれる260yd超えのロングドライブを武器に、18年はステップアップツアーを主戦場に戦う。姉ヶ崎CC所属。

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