「いつもアッタス!」中古カスタムシャフト狙い目はUSTマミヤの“歴代ATTAS”

「いつもアッタス!」中古カスタムシャフト狙い目はUSTマミヤの“歴代ATTAS”

ドライバーの飛距離や方向に悩んだとき、ヘッドの買い替えばかりに目が行きがちだが、本当に解決してくれるのはシャフトかもしれない。しかし、最新のカスタムシャフトは1本4万円超えも当たり前。なかなかハードルが高い。そんなゴルファーの強い味方が、USTマミヤの「ATTAS(アッタス)」シリーズ。中古市場でのコストパフォーマンスの高さは群を抜いている。

毎度恒例…アッタスのネーミングの歴史を語ろう

“アッタス”はそもそも、「ありがとうございます!」を短く略したものである。ネーミングが独特で、2代目からは世代を示す数字を商品名に入れ、シリーズが更新されるたびにゴルファーを楽しませてくれていた。一気に振り返ろう。

「いつもアッタス!」中古カスタムシャフト狙い目はUSTマミヤの“歴代ATTAS”
歴代ATTAS集合写真(上から初代)

初代:ATTAS(すべてはここから)
2代目:ATTAS T2(坂上二郎さんの「飛びます飛びます」から“T2”)
3代目:ATTAS 3(3と“参上”を掛けた「サンジョウ」)
4代目:ATTAS 4U(フォー・ユー/for you)
5代目:ATTAS 5GoGo(マッハGoGoGoから)
6代目:ATTAS 6☆(6=ロックスター)
7代目:ATTAS G7(ジーセブン)
8代目:ATTAS PUNCH(8=パンチから)
9代目:ATTAS CoooL(9=Coolから)
10代目:The ATTAS(集大成の10代目として)
11代目:ATTAS JACK(11=トランプのジャック)
12代目:ATTAS DAAAS(12=ダース)
13代目:ATTAS KING(13=トランプのキング)

「いつもアッタス!」中古カスタムシャフト狙い目はUSTマミヤの“歴代ATTAS”
上から初代、3代目、8代目、12代目。ATTASの歴代手元調子

11代目から少しトーンダウンした印象を受ける(?)のは、ダジャレ好きな担当者が退社したからという都市伝説がある。14代目は数字を使わず「The ATTAS V2」、近年は「ATTAS RX」シリーズへ移行した。他のシャフトメーカーに倣って色でタイプを分け、ユニークなネーミングは残念ながら姿を消してしまった。しかし、この親しみやすさと遊び心こそが、大手3大シャフトメーカーに食い込む“くさび”となったと密かに思っている。

筆者オススメ・アッタスはコレだ!

「いつもアッタス!」中古カスタムシャフト狙い目はUSTマミヤの“歴代ATTAS”
幅広い層にマッチ!お助けシャフト「THE ATTAS V2」

クセのなさは一級品!困ったら「The ATTAS V2」
中古市場で真っ先にチェックしたいのが、名器「The ATTAS」の進化版「The ATTAS V2」だ。クセのない素直な粘り感が特徴で「最近のドライバーとどのシャフトを合わせたらいいか分からない」というゴルファーには、間違いなくコレ。中古で状態の良いものを見つけたら、とりあえず確保しておいて損はない。1万円台後半で見つかる。最新モデル「ATTAS RX PURE BLUE」はV2の良さにスピード感をプラスした意欲作だが、V2には本来の魅力がある。

低スピンドライバーの救世主!「ATTAS JACK
近年の低スピン・高慣性モーメントドライバーで、「球が上がらない」「右にすっぽ抜ける」と悩んでいるなら、11代目の通称“ジャック”を試してほしい。手元と先端のねじれを抑えつつ中間部をしっかりさせた設計で、適度なスピンが入る扱いやすさが特徴。 残念ながら廃盤になってしまい中古でしか手に入らない。1万円台前半で見つかるコスパの良さも魅力だ。

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「ATTAS 11」は残念ながら中古でしか手に入らない

手元調子=難しい、の常識を破る「ATTAS RX ULTRABLACK」
「手元調子のシャフトが好きだけど、タイミングが難しくて右へのミスが出る」というゴルファーに「ATTAS RX ULTRA BLACK」をオススメしたい。従来の元調子系にありがちな「粘りすぎて振り遅れる」「球が上がりにくい」といった難しさを排除。切り返しでしっかり手元でタメを作ってくれつつも、インパクトでは適度な走り感で球を持ち上げてくれる。手元調子のフィーリングと「やさしさ」を両立した、地味ながら非常に完成度の高いモデルだ。2万円台前半から見つかる。ヘッドスピードが速くチーピンに悩んでいるなら 「ATTAS 3」、「ATTAS PUNCH」など名器があるが、発掘に苦労する。

ユーティリティ専用「ATTAS MB-HY」
ユーティリティ(UT)専用の「ATTAS MB-HY」は、知る人ぞ知る超・名器だ。東レのカーボン繊維「M40X」を採用し、クセのない全体しなりでありながら、インパクトでのバタつきを極限まで抑えている。「純正シャフトでは軽すぎる、軟らかすぎるけれど、スチールシャフトだと重くて後半にバテる…」というゴルファーにはピッタリ。1万円以下で見つかるだろう。

「いつもアッタス!」中古カスタムシャフト狙い目はUSTマミヤの“歴代ATTAS”
「ATTAS MB-HY」と「ATTAS MB-FW」

アッタスは他ブランドに比べて中古相場も比較的落ち着いており、状態の良いスペックを手に入れやすい。ユニークなネーミングで楽しませてくれた歴代モデルの中から、自分のミスの傾向に合わせて選べば、驚くほどゴルフが楽になるはずだ。(文・田島基晴)

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