女子プロレスキュー!

練習法を変えればパットはうまくなる 岡村優

2018/06/10 11:00

「ストロークの安定感」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーXさんの悩み】
「打った瞬間から『これじゃ入らない』と思うような明らかなミスヒットが多く、悩んでいます。どうしたらストロークが安定するのでしょうか?」

岡村優のレスキュー回答】
パッティンググリーンや自宅でマットを敷いて練習する際、ただカップに入れるだけではストロークはなかなか安定しません。狙ったところに打ち出せず、ストロークの調子が悪くなった時に、私が実際に行っている練習方法を2つご紹介します。

1. ボールへの意識を忘れてみる

ボールを意識すると目で追ってしまいがち×

ミスヒットの原因は「しっかりとボールに当てたい」「ラインに乗せたい」と、結果ばかりを意識してしまうからです。ストロークを安定させるには、まずは体の動きをいつも一定の感覚で動かすことが重要です。

2. 目をつぶって素振りを行う

逆に欠点が見えてくる…

そこで私が行っている一つ目の練習法は、目をつぶって素振りをすることです。とてもシンプルですが、効果は抜群です! 目をつぶることで意識がボールから離れ、体の重心や動きを確認できるからです。ボールを忘れて理想の動きを反復することで、ストロークは次第に安定してきます。

3. “NOバックスイング”練習法

フォローを重視する岡村流ならでは

もう一つの練習法は、バックスイングをせずにフォローだけで、ボールを転がすメニューです。ラインにうまくボールを乗せられない主な原因に、フォローがしっかり出せないことが挙げられます。アドレスしたままボールを押し出すように転がすことで、自然とフォローをしっかり出す意識が芽生えるのです。

どちらもシンプルな練習法ですが、大きな効果があります。日々の練習に取り入れてみてください♪

【今回のまとめ】効果抜群!2つの練習法

・目をつぶって素振りを行う。
バックスイングなしでボールを打つ。

取材協力/江戸崎カントリー倶楽部

解説/岡村優(おかむら・ゆう)
1997年生まれ、茨城県出身。小学生の頃にレスリングの全国大会で4連覇を達成。ゴルフは8歳から始め、13歳のとき出場した中国ツアーの大会で2位に入り脚光を浴びる。今季はステップアップツアー優勝とプロテスト合格を目指す。

岡村優'sレスキュー 記事一覧