女子プロレスキュー!

ショートパットに強くなる3つのドリル 金澤志奈

2018/09/16 11:00

「ショートパット」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーBさんの悩み】
「ショートパットではいつもカップに嫌われて外してしまいます。ストロークを安定させるための練習法を教えてください」

金澤志奈のレスキュー回答】
距離が短いほど、ボールを芯でとらえることが大切になります。私がやっているパットの精度を高める練習ドリルをご紹介します。

1. ティとティの間を通すドリル

ツアープロの練習グリーンでよく見かけるドリル

左右の打点を安定させるための練習法として、ヘッドのトウ側とヒール側にそれぞれ一本ずつティを挿します。その間のスペースを通すようにストローク。最初から狭い幅で行うと難度が高いので、ある程度広い状態で何度打っても当たらなくなってから、徐々に狭めていくことをおすすめします。

2. 手前のティに当てないドリル

5cmほど手前に挿したティに当てない。結構難しい…

次に上下の打点を整えるために、ボールの手前にコイン1枚分ほどの高さまで挿したティをセットします。そのティに当てないように、いつも通りボールにヒットできればOK! 正しい軌道でヘッドを動かせている証拠です。

3. コイン2枚重ねドリル

応用編はコイン2枚を使ったドリルです。2枚重ねにしたコインの上1枚だけにヒットさせる練習法。とても難しいですが、家でもできる練習法ですので反復して練習を行えば、きっとショートパットに自信が持てるようになりますよ♪

【今回のまとめ】ティとコインを使った練習法

・左右にセットしたティの間を通すドリル
・手前に挿したティに当てないドリル
2枚重ねのコインの上(1枚)だけを打つドリル

金澤志奈編・終了)

取材協力/石岡ゴルフ倶楽部

解説/金澤志奈(かなざわ・しな)
1995年生まれ、茨城県出身。2016年に日本女子学生ゴルフ選手権を制し、17年にプロテスト合格。同年9月にはステップアップツアーで初優勝。今季は1stリラキング18位の資格で、後半戦レギュラーツアー初優勝を目指す。

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