女子プロレスキュー!

アプローチでもうダフリたくない時… どうするの? 臼井麗香

2019/07/10 05:00

【アプローチでのダフリ防止】をレスキュー♪

トップ→インパクト→フィニッシュの右手首に注目!

【アマチュアゴルファーSさんの悩み】
「グリーン周りのアプローチで、すべてダフり気味になってしまいます。原因と対策法を教えてください」

臼井麗香のレスキュー回答】
アプローチでのダフリの主な原因は、手の使いすぎだと思っています。やはり手打ちでは、成功する確率よりミスする確率のほうが高くなってしまうからです。

1. ダフリ = 手首の使いすぎ

ヘッドの位置の違いにも注目!

ダフってしまう要因は、両手とクラブの角度が変わることで、タイミング次第のインパクトとなってしまうからです。プレッシャーがかかった時やピンを意識しすぎた時など、手に余計な力が入ってヘッドを落としすぎてしまいます

2. 右手首の角度をキープする

テークバックは上半身、切り返し以降は下半身に意識を切りかえる

対処法はアドレスでつくったややハンドファーストの角度を、最後まで保ってスイングすることです。右手首の角度をキープしながら、上体の回転だけでボールを運ぶイメージが重要です。

3. 手より右脚を意識する

お尻が完全に後ろを向くくらいの体勢が◎

手首をキープするために手首にばかり意識を働かせると、腕に力が入って余計ダフる確率を上げてしまいます。意識は手ではなく、下半身。特に右脚を使って必ずフィニッシュでは上体が正面を向くまで回転させましょう♪

【今回のまとめ】手首より右脚を使う

・ダフリの原因は手首の使いすぎ
右手首の角度をキープする。
・手より右脚を意識する。

取材協力/皐月ゴルフ倶楽部鹿沼コース

■ 臼井麗香(うすい・れいか) プロフィール

1998年12月7日、栃木県生まれ。祖父の影響で9歳からゴルフを始め、小学6年生の時に「世界ジュニア」日本代表に選出。2018年のプロテストに合格し、推薦枠から出場した今季3月「アクサレディス」にて、最終日最終組で回り6位タイに。リランキング上位者として後半戦の活躍にも期待がかかる。

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