プロがパットの距離感を歩測で養う理由 大江香織
植手桃子'sレスキュー3パットを激減させる歩幅を使った練習法 植手桃子
「効率のいいパッティング練習」をレスキュー♪
3パットを激減させる歩幅を使った練習法 植手桃子がレスキュー♪
【アマチュアゴルファーKさんの悩み】
「パッティングの距離感に不安があり、3パットばかり…。どんな練習をすれば改善できますか?」
【植手桃子のレスキュー回答】
3パットを減らすには、ショートパットの精度よりも、まずはロングパットのタッチの精度を上げることが大切だと思います。方向性を意識した練習ばかりではなく、嫌な距離を残さないための"感覚"を磨く練習を実践しましょう。
1. 一歩ずつボールを止める
一歩ずつ歩測してグリーンにマークを置き、その位置にピタッとボールが止まるように打っていく練習がおすすめです。初めは難しいと思いますが、反復して行うことで、機械的にストロークのリズムや力感を合わせやすくなります。
2. 腕に力が入っていないかを疑う
狙った距離にボールが止められないなら、腕に力が入っていないかを疑ってください。特に"1歩目"のタッチを合わせるのが難しく、手先で加減してしまうもの。腕や手の力感ではなく、ストローク幅で距離を打ち分けられるように練習しましょう。
3. 体幹を意識できる
この歩幅を使った練習により、自然と体幹の意識をもてるようになります。腕の力に頼らないストロークを繰り返すことで、腹筋に力が入るからです。体の中心軸がキープでき、ヘッド軌道も安定するため、距離感だけではなく方向性も身につきます。
【今回のまとめ】転がすよりも止める練習♪
・一歩ずつボールを止める。
・腕に力が入っていないかを疑う。
・体幹を意識できる。
取材協力/北六甲カントリー倶楽部東コース
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植手桃子(うえて・ももこ) プロフィール
1997年9月10日生まれ、兵庫県神戸市出身。6歳からゴルフを始め、滝川第二高校ゴルフ部時代に先輩・堀琴音を見てプロへの思いが強くなる。5回目のプロテストで合格。2021年「京都レディース」4位に。22年はステップアップツアー複数回優勝&賞金ランク1位を目指す。
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