キム・ヒョンソンのルーティン
通過点での動作を確認
ハーフウェイバックとハーフウェイダウンで一瞬、動きが止まるのが分かると思います。キム選手はスイングの中でこの2つのポイントでの体の使い方、フェースの向きなどを重視しているのでしょう。全てのスイング軌道を考えるのではなく、「このポイントを正しく通せばよい」と考えることでシンプルにスイングできる効果があります。
キム選手のルーティンを見ていきましょう。
まず、ボールをティアップして、楽にクラブの重さを感じる程度のゆるい素振り。
そしてここですよね。
アドレスに入る前に目標をじっと見て、目線が上下上下という感じで、弾道をイメージしていましたよね。そして、素振りをして、ショットと。
特徴的なポイントとしては、このボールの後ろからイメージをこう強く持つと、弾道のイメージを強く持つというところですね。
通過していくポイントを見ながら、目標へ飛んでいく球をイメージする。
そして、2つ目のポイントとしては、ワッグル、素振りですよね。
一度途中で止まっている動作があるのですが、この止まるということは、よりそのクラブの位置、腕、体の関係を感じたい、ということだと思います。
スイングしてしまうよりも、止まった方がそのポジションでの感覚が強くなるわけで。この感覚を強くする、これによって一体感を増して打つと。
ですから、身体と腕がバラバラになりやすい人、そして、弾道のイメージがあまり出来ない人というのは、彼のルーティンはお手本になると思います。
【解説】堀尾研仁
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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