サイエンスフィット レッスン

球筋を安定させるためのナチュラルグリップ(後編)

2019/08/01 17:00

ゴルフ歴13年でハンデ3.2の上級者でも、学ぶべきことは多い

自分にとって、もっとも自然なグリップにするというのが今回のテーマです。前回、お話したとおり、ナチュラルグリップは、人それぞれに異なります。球がつかまり過ぎたり、あるいは、つかまらなかったりすることがある方は、ぜひとも自分にとってのナチュラルグリップを見直してみるべきです!前回、ドロー系の弾道からナチュラルグリップを採用することによって、フェードに変化した受講者は、今回、最適なつかまえ方を学びます。

ナチュラルグリップでドローからフェードに変化

ハンデ3.2という上級者で、体の使い方が極めて良好なので、グリップのちょっとした変化が即座に弾道に表れます。きれいにドローでそろっていた球筋が、今度は、きれいにフェードでそろってきました。新たに身に付けたナチュラルグリップで、受講者にベストなつかまえ方を体感してもらいましょう!

「ドライバーはドロー系の弾道で比較的安定していて、方向性もまずまずです。ただ、怖いのは突然引っかけてしまうミスです。緊張したり、ちょっと体が固まってしまうと、このミスが出てしまいます。大きなミスのない、より良いスイングを目指したいですね」(内田さん、ハンデ3.2)

積極的に腕を返すタイプです≫
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