サイエンスフィット レッスン

手元の感覚で分かる!フェースコントロール

2016/09/29 08:30

まずはグリップ時点のフェース向きを一定に!

いつものようにグリップを決めて、ショットした後、クラブヘッドを体の正面に戻してみてください。かなり、フェースがクローズになっていることが分かるはずです。弾道が不安定で、フック傾向が強いのは、そもそもフェースが大きく閉じた状態でグリップしているからです。サイエンスフィットでは、適度なシャットフェースで握ることが最速上達の鍵と考えているので、改善する方向性は間違っていません。しかし、市原さんの場合は、クローズ過ぎです。

これは、多くのアマチュアの方に、是非、実践して欲しいところですが、アドレスの時点で確実に、グリップとフェース向きの関係を一定に保つことが肝心です。ソールしてからグリップを決めると、その関係性は乱れがちになります。ライの傾きやクラブの座りによって、クラブを握る場所が変わってしまうからです。ですから、ボールにセットする前に、あらかじめグリップを決めてしまうことが基本なのです。たとえば、このように体の正面にクラブヘッドを上げた状態で、フェース向きをスクエアにしたら、ボールにセットする際には、グリップを一切握り直さないようにしてください。

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