サイエンスフィット レッスン

100をコンスタントに切るためのスイング改善【3】

2017/02/16 09:00

仕上げの準備はできています!

ドライバーインパクト時のデータは、約1.3度のアッパー軌道で、約1.9度のアウトサイドインとなっています(グラフのB内の点)。まだ、アウトサイドイン軌道ですが、インサイドアウトに仕上げる準備は十分に整っていますよ。これまでのレッスンを忠実に守って、腕と体の同調とスイング軸のキープが、しっかりと身に付いているからです。

インサイドアウト軌道への仕上げに入る前に、プロ(原江里菜プロ、右写真)とのダウンスイングの違いを見てみましょう。ハーフダウンのポジションを比較してみると、プロは手元が体の前方に出ていないのに対して、山口さんは手元が体から離れていっていますよね。さらに、もうリリースが始まっていてクラブヘッドが、インパクトに向かおうとしています。何故、こうなるのでしょうか?

その理由は、ダウンスイングの開始直後から、すぐに手元がボール方向に向かってしまうからです。一方、プロはダウンスイングの開始直後、手元が真下に10センチくらい落ちてからインパクトに向かっていきます。これが、いわゆるダウンスイングの「間」や「タメ」となり、理想的な手元のポジションや、クラブを寝かさないインパクトへとつながっていきます。

壁にアタマをつけてその感覚を覚えましょう≫
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