サイエンスフィット レッスン

プロを目指すためのスイング調整法(スイングレベル5 前編)

2019/03/14 17:00

優れた腰のキレが飛距離の源泉

腰が目標方向に向かう力強いインパクト

遠藤さんはサイエンスフィットでスイング分析と調整を始めてから、およそ3年。当初は、レベル4の壁に当たっている多くのアマチュアによく見られるように、インサイドアウト軌道が強く、ダウンスイングでヘッドが落ちてしまうようなスイングでした。しかし、現在はレベル4の問題を克服し、微調整を重ねる段階に入っています。驚くべきは、その華奢な体から放たれるドライバーの飛距離です。どうして、そこまで飛ばせるのか?それはデータを見れば明らかですよ!

トップアマ(赤線)と遠藤さん(青線)の後方へのお尻の移動グラフ

まず、注目したいのは腰のキレ。トップアマの平均(赤線)と比較すると、遠藤さん(青線)はトップからハーフダウン以降、お尻が大きく後方に向かっているのが分かります。レベル4でお伝えしたハーフダウンまでのレフトヒップバックが、強烈に入っていることが分かります。そして、ハーフダウンからインパクトまで、さらに左のお尻が後方に移動し続けています。これが鋭い腰の回転を生んでいます。

深いタメにも注目≫
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