トップアマのコース攻略

Vol.23 富士クラシック 富士山の麓を横切るように展開するコース。ショット、パットともに、つま先上がりがつま先下がりか、まずはライを把握することが重要。

2013/11/07 21:04

17H・P3・122Y

富士クラシックで一番の名物ホールといえば、17番のショートホールでしょう。葛飾北斎の版画をモチーフにしたレイアウトで、池とバンカーで荒波をイメージさせています。ティグラウンドに立つと、右サイドに富士山が見える絶好のシチュエーションです。バックティから161Y、レギュラーティからも140~120Y前後と比較的距離は短めですが、油断するとハザードにつかまってしまいます。このコースは特徴的な形状のグリーンが多いですが、17番ホールも例外ではありません。

丸状のグリーンに尻尾が映えたようなデザインで面積が大きいので、ピンまでの距離を正確に打ちたいところ。カップから遠いところにオンさせてしまうと、3パット以上もありえます。まず注意したいのは番手選び、標高が高くいつもより飛距離が出るので半番手から1番手は飛ぶと思ってクラブを選択してください。また、池とバンカーでグリーンが絞られている形状ですからショットの正確性も問われるホールです。

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