傘をさしてプレー 規則違反のケースは?
コースの水たまりでボールが流されたら…どうする?
正解は…
正解は2)の「流された位置から無罰でセカンドショットを打つ」です。
2012年のルール改訂までは、プレーヤーがアドレスをした後に球が動いてしまったら、どんな要因でも1罰打が科され、元の位置に戻す必要がありました。その後に改訂が重ねられ、19年施行の最新ルールでは「自然の力(例えば、風や水)が止まっているプレーヤーの球を動かす原因となった場合、罰はない。そして、その球を新しい箇所からプレーしなければならない」(ゴルフ規則9.3)と定めています。つまり、自然の力で球が動いてしまった場合、そのままの位置から無罰で打つことになります。
ただ、ジェネラルエリア(ティイングエリア、グリーン、バンカー、ペナルティエリア以外のコース内すべて)にできた水たまりにボールが止まった場合は救済を受けることができます(ゴルフ規則16.1b)。その際は、ホールに近づかない場所に、水たまりから離れたニヤレストポイントを定め、1クラブレングス内にドロップします。水たまりにボールがある時は、救済を優先することを頭に入れてプレーすると良いでしょう。
(ゴルフ規則 抜粋)
9.3 自然の力が動かした球
自然の力(例えば、風や水)が止まっているプレーヤーの球を動かす原因となった場合、罰はない。そして、その球を新しい箇所からプレーしなければならない。
16.1b ジェネラルエリアの球に対する救済
プレーヤーの球がジェネラルエリアにあり、コース上の異常なコース状態による障害がある場合、プレーヤーは、次の救済エリアに元の球か別の球をドロップすることによって罰なしの救済を受けることができる
基点:ジェネラルエリアの完全な救済のニヤレストポイント
基点から計測する救済エリアのサイズ:1クラブレングス。
しかし、次の制限がある:
救済エリアの場所に関する制限:
・ジェネラルエリアでなければならない
・基点よりホールに近づいてはならない
・異常なコース状態によるすべての障害からの完全な救済でなければならない
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