「完成度の高さにビックリ!」アルディラ ツアーブルー JV、ツアーグリーン JV
操作性 | つかまり | 弾き感 | 粘り感 | 弾道イメージ | |
ミーやん | 4 | 3 | 3 | 4 | 3 |
ツルさん | 4 | 3 | 4 | 3 | 3 |
【ミーやん】アルディラはアメリカのシャフトメーカーですが、このたび日本市場向けのモデルを開発したんです。それがこの「ツアーブルー JV」と「ツアーグリーン JV」。JVというのはジャパン・バージョンの略なんです。
【ツルさん】アメリカのシャフトは、硬くて何もしないというイメージが強いよね。でも、これらのモデルは日本人ゴルファーが扱いやすいようにチューニングしてあるらしい。さっそく打ってみましょう。
【ミーやん】まずはブルーから。こちらはクセのないしなり感ですね。ディアマナでいうと青の系統に似た感じ。気温が低いので少しハードに感じますが、夏場ならば大丈夫そうです。振りやすいですよ。いいドローが打てちゃいましたし。テヘヘ。
【ツルさん】素直な挙動で振りやすいのに、「ツアーブルーJV」は少しだけ球をつかまえてくれる。僕は先端が動くシャフトはあまり好きではないんだけど、このシャフトはまったく違和感なく振っていけた。ミーやんが言うようにSでもしっかり感がある。適正ヘッドスピードは43~46s/mぐらいかな。
【ミーやん】このシャフトで打つと、最高到達点から落ち際にかけてスルスルとボールがドローしていきます。つかまりすぎることもないし、操作性もありますね。いいあんばいです。
【ツルさん】それに対して「ツアーグリーン JV」は、典型的な手元調子のシャフト。コレ、僕にはめっちゃ振りやすい! ディアマナでいうと白に近いけど、そこまではヘッドが遅れてこない。切り返しではグリップの下あたりがグッとしなるけど、インパクトではヘッドがバシッと戻ってきてくれる。これはヤバイ。良すぎる!エースシャフトになりそう。リシャフトしたい!!
【ミーやん】ツルさんはめっちゃコーフンしていますけど、ボクには「ツアーグリーン JV」の良さが分からないですよ。ハードに感じて全然ダメ。手に負えません。ボクは圧倒的にブルー派です!
【ツルさん】ともにしっかり感のあるシャフトだけど、同じ60グラム台のSでも「ツアーグリーン JV」のほうがハードに感じる。こちらの適正ヘッドスピードは45s/m以上かもね。
【ミーやん】日本のシャフトに比べるとカラーリングが地味ですが、シャフト自体にレーザー加工が施してあって、表面に凹凸があるんですよ。ほら、触ってみて! 実はデザインも凝っています。
【ツルさん】ホントだ。でも、言われなければ気付かないかもなぁ。それよりも2つのシャフトの性能の良さに本当に驚いた。クセがないのに球を少しつかまえてくれるブルーと、手元がしなってタイミングを取りやすいのに弾き感のあるグリーン。どっちも高性能なシャフトです。新しいアルディラは、あなどれませんよ!
ミーやん プロフィール
最新モデルには目がないミーハーGDO編集部員。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。ヘッドスピード43m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。ナチュラルなスティンガーショットが得意!?
ツルさん プロフィール
とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。GDOの『HOT LIST JAPAN』では試打テスター兼ライターを務める。ゴルフにまつわるモノなら何でも興味津々。ヘッドスピード48m/s、持ち玉は中・高弾道のフェード。
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