今さら聞けない「嫌な見た目はスイングにも影響!?」ドライバーの顔について教えて
今さら聞けない「ウッドとアイアンどっち寄り?」ユーティリティのシャフトについて教えて
【アマチュアSさんの“今さら聞けない”】
ユーティリティのシャフトはウッドとアイアンのどちらに合わせるべきですか?
ウッド型ならウッドに合わせるべき
【たけちゃん'sアンサー】
近年、ユーティリティ(以下UT)はロフト角30度以上の製品も登場しており、とくにロングアイアンが苦手なゴルファーはかなり重宝していることでしょう。種類は大きく分けるとウッド型とアイアン型がありますが、それぞれ入れるべきシャフトは異なります。
ウッド型UTはウッドからの流れに沿って作られていますので、シャフトもウッドに合わせるべきです。ドライバーのシャフト重量が50g台であれば、UTのシャフト重量は70g台、ドライバーのシャフト重量が60g台であればUTのシャフト重量は80g台を入れるのが良いでしょう。
重量フローにおいてアイアンとの間隔が開くことが気になるかもしれませんが、ウッド型UTは長さがそもそもウッド寄りなので、重量もウッド寄りになって然るべきです。
UTはウッドの中ではクラブの長さが短く、少々重くても振れてしまうので、90gや100g台のスチールシャフトを入れている方を見かけますが、それは重すぎる可能性が高いです。
ユーティリティは飛ばすだけのクラブじゃない
UTもロフト角が20度以上になれば、ただ飛ばすだけでなく、アイアン同様にしっかりボールの高さを出してグリーン(ピン)を狙いたいクラブです。シャフトが硬過ぎたり重すぎたりとオーバースペックになると、ボールが上がりにくくなりヘッドのポテンシャルを生かすことができません。
ただ残念なことに、市販されているUTの純正シャフトの大半が、「重いスチール」か「60g台以下の軽すぎるカーボン」であることが多い。私が偉そうに言える立場ではないですが、メーカーさんには純正シャフトの重量を少し考え直して欲しいというのが正直なところです。もちろんリシャフトすることも出来るので、自分のUTのシャフトが合っていないと思ったら、ぜひ検討して欲しいです。
アイアン型UTは、アイアンからの流れに合わせるのが好ましいです。基本的にはアイアンと同じシャフトか、アイアンシャフトより10g程度軽いものを選ぶとよいでしょう。
たけちゃんの1分動画解説
■ゴルフクラブABCとは
巷には様々なゴルフクラブがあふれ、自分にぴったりの一本を見つけるのは至難の業。そもそもクラブを選ぶにも難しい用語が多く、深く知ることを敬遠している人も多いのではないか。そこでクラブ選びに役立つ「基礎中の基礎=“ゴルフクラブのABC”」を、全国から“患者”が訪れるというすご腕クラブフィッターたけちゃんに分かりやすく教えてもらう。
たけちゃん プロフィール
香川県丸亀市で「ゴルフショップイシイ」を営むクラブフィッター。フィッター界の第一人者、浅谷理氏に師事し、クラブ&パターフィッター、TPIインストラクター、ゴルフラボ公認エンジニアの資格を持つ。ゴルフはHDCP「9.9」の腕前だが、自身のプレーより他人のクラブを“診る”ことに喜びを感じる。出演する「ズバババGOLF」のYouTubeでは軽快なトークで人気を集める。
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