フットジョイ特集
2022/02/11

「日本ツアーで最も飛ばす男」も納得 シューズでゴルフは変わるんだ

連載:飛びを求めたシューズが紡ぐストーリー

さらなるビッグドライブを

ビッグドライブを連発! 新シーズンに向けた足元への備えは早くも万全の様子だった

シーズンの全日程が終了した12月上旬。神奈川県のゴルフ場で行われたイベント会場には、左からのアゲンストの風が吹きつける状況で330ydを超えるビッグドライブを連発する幡地の姿があった。

その日の“最長不倒”データは、ボール初速82.8m/s、キャリー331.7yd、トータル飛距離353.7ydを記録した。足元を支えたのは、例の新作シューズ。イベント参加者のどよめきに手応え十分の笑みで応え、幡地自身にとっても、新シーズンの飛躍を展望できる数字だったといえるだろう。

高いフィット感がショット時の強い踏み込みをアシストする

2022年はツアー初優勝を明確なターゲットとして臨む。そして、夏には大きなチャレンジを見据えている。かねて抱いてきた、PGAツアーで戦いたいという夢。一度は諦めかけていた大舞台だが、シーズンを通じて日本ツアーで存在感を示せたことで、米下部コーンフェリーツアーの予選会(Qスクール)に挑戦する意向を明らかにした。

「あと20ydは飛距離を伸ばしたい。アメリカは広いコースが多く、見た目から入ってくる情報だけで体への縛りが変わってくる。たぶん、コースが変わるだけで10ydは伸びると思います」

重量はやはり気になるポイントだが、強い一体感により「重さを感じることはない」という

足元の改善で、シーズンの長丁場を乗り越える手がかりも得て、疲労で崩しかけていたスイングへの不安もない。 昨夏に「いまの状態なら行けるかもしれない」と意識を強めたPGAツアーへの挑戦に向けて、 飛び立つ準備は整ってきた。

ちなみに、幡地が日本ツアーで1位を獲得した「313.04yd」を、PGAツアーの2020-21年シーズンに当てはめてみると、7位にランクインすることになる。飛ばし負けない幡地のポテンシャルが花開けば、日本のゴルフファンの期待は一気に高まりそうだ。

撮影協力:トラックマンジャパン
撮影:落合隆仁(GRAN)

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