「58度」のエクスプロージョンの限界値は?【藤田寛之アプローチのレシピ#25/40ydのバンカーショット】
グリーン周りの名手・藤田寛之によるアプローチレッスン連載。ライ、グリーン、ピンポジなどあらゆる状況下でのアプローチの打ち方や考え方を、それぞれ細かく解説してもらう。25回目は「距離があるバンカーショット(40yd)」について。
1.エクスプロージョンの限界は30yd
エッジまで20yd、ピンまで20yd、トータル40ydのバンカーショットです。距離を出したい場合は、「スクエアに立って、スクエアに打ちましょう」と以前説明しました。それでも58度のサンドウェッジだと、エクスプロージョンの限界は30ydまでです。今回は限界を超えているので、その先を考えます。
2.番手を変えるほうが寄る確率が高い
ボール位置を1個分右に寄せ、左足体重のままクリーンに打つケースもありますが、これは非常に難しい。クラブの番手を上げてエクスプロージョンで打つのとどっちが寄る確率が高いかを考えた時に、後者のほうがミスの度合いは少ない思います。
3.限界値をプラス5ydで考える
通常58度から54度に変えてプラス5yd、50度に変えてさらにプラス5yd飛ばせます。54度で35yd、50度で40yd、PWで50ydがMAXと考えています。ですから今回のケースは50度で打つことを考えます。これが60ydになると、クリーンで打つことを考えます。
最後にレシピのご紹介
・番手を変えたほうが確率が上がる
・プラス5ydで考える
・60ydだとクリーンで打つ
藤田寛之 プロフィール
1969年、福岡県生まれ。専修大を経て92年にプロ入り。日本男子ツアーで20代で1勝、30代で5勝、40代で12勝を挙げた“中年の星”。2012年に年間4勝をマークし43歳で賞金王に輝く。シニア入り後は23年「日本シニアオープン」で優勝。24年「全米シニアオープン」ではリチャード・ブランドとのプレーオフで惜敗した。25年は主戦場を米国に移しPGAツアー・チャンピオンズで活躍した。小技の上手さはツアープロの間でも評判。