大切な人を助手席に レクサス「LX700h」で極上のお・も・て・な・し/クルマはゴルフギアである #8

クルマはゴルフギアである
レクサス LX700h

日本国内において極めて少数しか登録のない、“PHEVの輸入車”を所有するという類まれなクルマ好きの安東弘樹氏に、大人ゴルファーの“持ち物”としてのクルマ選びを提案いただく本連載。車体価格や維持費だけでなく、所有し使うことでオーナーが豊かになれるクルマが選出条件だ。今回氏は、レクサスの上級SUV「LX700h」を選出する。(構成/編集部・中島俊介)

クルマはゴルフギアである
立派な体躯とデザインがゴルフ場でも存在感を放つ

複数人でゴルフに行く人に

私が「LX700h」をゴルフカーとして推薦したいいちばんの理由は、後席が4:2:4分割で可倒するということです(グレードによる)。本連載でも度々述べておりますが、このレイアウトは利便性が極めて高く、キャディバッグのような長くて大きなものを積載する際に非常に便利です。

このモデルをゴルフカーとして使おうと考える人は、複数人でゴルフに行く機会が多いのではないでしょうか。レクサスの上級モデルらしく、大切な人をもてなすのにぴったりの機能や性能を有しています。値段が値段だけに、純粋な個人所有よりは法人名義での登録が多いようです。

“ランクル300”がベース車両

クルマはゴルフギアである
LX700hの運転席周り

LX700hのベースとなっているのはトヨタの「ランドクルーザー300」です(LX600も同様)。高速クルージングはもちろん、道なき道を走破できる性能は世界中で非常に高く評価されています。オフロードコースでLX600を試乗した際、デフロックスイッチ(泥濘や雪などの悪路で駆動力を確保するために使う)が普段見えないところに設置されていることに気づきました。レクサスとしては悪路での走行をあまり推奨していないのかもしれませんが、いざというときに“ランクルの走破性”がオーナーを助けてくれることでしょう。

クルマはゴルフギアである
“EXECTIVE”グレードは後席にモニターを装備する

ランドクルーザーがベースとはいえそこはレクサス、静粛性や快適性が非常に高いです。試乗時にクルマ好きの私が耳をそばだてて聞いてみると、LX600はデフギアが回る音が微かに聞こえてくる程度…(笑)普通の人は「さすがレクサス、静かだなあ」と思うはずです。トヨタ車よりもコストがかけられるので、遮音やシーリングを強化し、車内の静粛性を向上させています。

LX600はエンジンモデルのみですが、LX700hに搭載されたハイブリッドシステムは非常に静かで、燃費性能もこの車格を考えると悪くはありません(WLTCモード 9.3km/L)。ラグジュアリーSUVなのだから、オーナーは燃費なんて気にしないのではと思っている人もいらっしゃるでしょうが、実態は少し異なっていて、実は富裕層には燃費だけでなく環境負荷に敏感な方も多いようです。そういうことも鑑みてLXにハイブリッドモデルを用意したレクサスのマーケティング力はさすがです。

クルマはゴルフギアである
ゆったりとした運転感覚が長距離ドライブでもドライバーの負担を減らしてくれる

また、フロントマスクの押し出し感もレクサスならでは。レクサスのデザインアイコンである「スピンドルグリル」が個性を強く主張します。このクルマがバックミラーに迫ってきたら、少なからず異様な迫力や威圧感を受ける方もいるのではないでしょうか。それには賛否分かれると思いますが(笑)。所有感はもちろん、人を乗せても喜んでもらえるクルマに乗る満足感を味わえる稀有な国産車と言えるでしょう。

クルマはゴルフギアである

<Specification>
LX700h EXECTIVE
●全長×全幅×全高:5,100mm×1,990mm×1,895mm
●乗車定員:4名
●車両重量:2,770kg
●駆動方式:AWD
●WLTCモード燃費:9.3km/L
●エンジン:3.5L V型6気筒ターボ
-最高出力:408PS/5,200rpm
-最大トルク:650Nm/2,000rpm
●モーター
-最高出力:56PS
-最大トル:290Nm
●車両本体価格:21,000,000円(税込)

イラスト:酒井恵理
写真:尾形和美
取材協力:日本長江ゴルフクラブ

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安東弘樹氏

安東弘樹(あんどう ひろき) プロフィール

元TBSアナウンサーにして大のクルマ好き、いや“クルマ狂”。50台ほどのクルマを乗り継ぎ、TBS勤務時代から自動車ローンが途切れたことがないという。独自の視点から切り込む自動車関連のコラムを各種媒体で連載中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員で日本自動車ジャーナリスト協会会員。

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