桑木志帆の強さを引き出す「クセのない」シャフト
「AIG女子オープン(全英女子)」を制し、日本勢7人目のメジャーチャンピオンとなった桑木志帆。2019年の渋野日向子、2025年の山下美夢有に続く、日本勢3人目のAIG女子オープン覇者となった。
2021年のプロ転向後、日本ツアーで5勝をマーク。2026年シーズンも2勝を挙げ、メルセデスランキング首位を快走している。
その快進撃を支えるクラブのひとつが、三菱ケミカルのシャフト「ディアマナ BB」を装着したドライバーだ。
「飛んで曲がらない」を支える相性抜群のシャフト
高校時代から三菱ケミカルのシャフトを使用してきた桑木は、特に「ディアマナ」シリーズを愛用しているという。
全英女子でも使用した「ディアマナ BB」は、2024年の登場当初から使い続けている。その理由について、「左右のブレが少なく、以前は多かったバックスピン量を適正値まで抑えることができ、飛距離がアップした」と話す。
三菱ケミカルのツアー担当者によると、「『ディアマナ BB』は、良い意味で余計な動きをしないので、オートマチックに打つことも、ドロー、フェード、弾道の高低を打ち分けることも容易です。全英女子オープンで絶大な威力を発揮したドライバーのライン出しショットも『ディアマナ BB』の特性が活かされたものと言えると思います」とのこと。
桑木自身も「自分のスイングのタイミングに合っていた」と語るそのシャフトは、日本女子ツアーでも屈指の「飛んで曲がらない」ドライバーショットを支える存在となった。
ドライバーへの自信を深めた飛躍の2024年
「ディアマナ BB」への変更は、2024年シーズンの飛躍につながった。「資生堂レディス」でツアー初優勝を飾ると、体調不良で出場を見送った「全英女子」と同週開催の「ニトリレディス」でも優勝。さらに、ツアー最終戦「リコーカップ」では、初日から首位を守り抜く完全優勝を果たした。
「自分の武器は曲がらないドライバー」。正確なティショットでフェアウェイを捉え、バーディを量産するゴルフが躍進の原動力となった。シーズン3勝を挙げたことで、「(ドライバーには)自信があります!」と力強く言い切れるようになった。
このシーズンはメルセデスランキング、賞金ランキングともに6位。スタッツに目を向けても、平均バーディ数6位、イーグル数1位を記録した。正確なティショットから多くのチャンスを生み出す桑木のプレースタイルが確立されたシーズンとなった。