これぞゼクシオというデザインの「ゼクシオ イレブン アイアン」を試打

【ミヤG】
ゼクシオの11代目となる「ゼクシオ イレブン」のアイアンは、4ピース構造という非常に凝った作りのモデルになっています。構えてみると、従来からのゼクシオらしいヘッド形状ですね。大きめのヘッドで適度なグースが付けられていて、球をつかまえやすそうに見えます。

大きめのヘッドとグースネックが、いかにもやさしく打てそうな印象

【ツルさん】
前作の「ゼクシオ テン アイアン」は、バックフェースにXのデザインやポイントカラーのオレンジが使われていたりして、少し攻めたデザインになっていたんですよね。それが新作「ゼクシオ イレブン」では先祖返りしたような、一見してゼクシオと分かるデザインと色使いに変わりました。見た目の話はこのぐらいにして、打ってみて性能を確かめてみましょう！

【ミヤG】
直進性の高さが、とにかくスゴイです。ズドーンとまっすぐに飛ぶ球が連続で打てちゃいました。フェースのどこに当たっても打感が変わらず、弾きのある心地いいフィーリングが味わえるところもイイですね。

【ツルさん】
曲がらないですよね～。それに7番アイアンでロフト角が28度というストロングロフトのわりに、打ち出しから球が上がってくれます。スピン量も少なすぎず、7番アイアンらしい高さを出しやすい。これならコースでも使いやすいと思います。

【ミヤG】
とにかく簡単です。ラクですね～。

【ツルさん】
狙ったところに、まっすぐに打ち出しやすいのも好印象です。フッカーのミヤGが打っても、引っかけのミスが出ませんよね。

【ミヤG】
そうなんですよ。構えたときにはフック系の球筋になるかなと思いましたが、ぜんぜん大丈夫でした。

【ツルさん】
飛距離性能を極めた「ゼクシオ クロス アイアン」というモデルもありますが、試打したときには右に飛んでいく球が多かったし、ヘッドを重く感じてしまってフィーリングもあまり良くありませんでした。けれど、「ゼクシオ イレブン アイアン」には、そういう過剰な部分がありません。本当に気持ちよく、ストレートに打っていけます。

【ミヤG】
まさに、やさしく打てる優等生アイアンという感じですね。

【ツルさん】
やさしさは満点です！！ 飛距離性能も十二分だと思います。

とにかく曲がらずにまっすぐ打てる性能は秀逸。飛距離性能も高い

■ 試打したクラブのスペック

ゼクシオ イレブン アイアン
●番手（ロフト角）：7番（28度）●シャフト：ゼクシオ MP1100 カーボン ●硬さ：S

■ マイクラブ情報

ミヤG：ミズノ MP-5 アイアン
●番手（ロフト角）：7番（34度） ●シャフト：プロジェクト X ●硬さ：6.0（S+）

ツルさん：タイトリスト 718 AP2 アイアン
●番手（ロフト角）：7番（33度） ●シャフト：ダイナミックゴールド 105 ●硬さ：S200

• 【撮影場所】羽田空港の新しいゴルフ空間「GDO Golfers LINKS -HANEDA-」