振り抜きやすくてキャリーで飛ばせる キャロウェイ エピック MAX FAST ドライバー
【ミヤG】
キャロウェイのエピックシリーズから「エピック MAX FAST ドライバー」が追加発売されます。いちばんの特徴は、シリーズ最軽量モデルだということ。クラブ長は45.75インチ、クラブ重量は272g(硬さS)です。めちゃ軽い!
【ツルさん】
ソール後方には「エピック MAX ドライバー」と同様に移動式のウェイトが搭載されていますが、ヘッド自体を軽量化するためにネックは固定式になっています。そのおかげもあって、ヘッド重量は185gと超軽量です。スペック的にはヘッドスピード40m/s以下の人向けかなと推測できますね。では、さっそく試打してみましょう!
【ミヤG】
構えてみると、ヘッドのヒール後方がふくらんで見えるので、球をつかまえやすそうなイメージが湧きます。実際に打ってみても、球がよくつかまる!
【ツルさん】
軽量ドライバーらしい振り抜きの良さがありながら、ヘッドスピードを上げて打っても不思議と頼りなさを感じません。これは標準で装着されているフジクラ製シャフトの性能がいいからでしょうね。打感にも爽快感があって、ずっと打っていたくなる(笑)。そういう心地いいドライバーですね。
【ミヤG】
フッカーの僕が打つと、球がつかまりすぎて左に飛ばしがちでしたが、そこまで大きく曲がらないですね。このドライバーには安定感もあります。
【ツルさん】
「エピック MAX FAST」のフェース面には、他モデルとは異なるホワイトPVD仕上げが使われています。高級感があるだけでなく白っぽいカラーなので、構えたときにはフェース面がよく見えて、球が上がりやすそうに感じられます。実際に打ってみても、打ち出しから球が上がり、キャリーで球を飛ばしやすいですね。
【ミヤG】
計測数値を確認すると、ボールスピードも速いです。クラブ的に僕にはアンダースペックだと思うのですが、普通に飛ばせちゃいました。
【ツルさん】
エピックのシリーズだけあって、間違いなく初速性能は高いです。ヘッド重量は軽いけれど、当たり負けする感覚もありません。スムーズに振り抜いて、オートマチックに飛ばしたい人には最適です! ただし、対象ゴルファーはやはりヘッドスピード40m/s以下。それぐらいで振るとスピン量が2000回転台の半ばに収まってくれて、飛ばしに理想的な弾道になると思います。「ドライバーでがんばって200~220ydぐらい飛ばしたい」という人に試してみてほしいですね。
■ 試打したクラブのスペック
キャロウェイ エピック MAX FAST ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Speeder EVOLUTION for Callaway ●硬さ:S
■ マイクラブ情報
ミヤG:テーラーメイド M5 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Speeder 569 EVOLUTION VI ●硬さ:S
ツルさん:タイトリスト TSi3 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:ATTAS DAAAS 6 ●硬さ:X
■ ミヤG プロフィール
1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。もともとはスライサーだったが、最近はドライバーもアイアンも強めのドローが持ち球。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はテーラーメイドのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは42~43m/sくらい。
■ ツルさん プロフィール
1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。