「高弾道で上から狙える美形アイアン」ブリヂストン ツアーB X-CBP

球を上げやすくて打感もグッド

【ミーやん】ツアーBのシリーズにポケキャビ構造のアイアン『X-CBP』が追加発売されました。ヘッドは2ピース構造になっていて、ボディは『X-ブレード』や『X-CB』と同じ軟鉄鍛造。フェース素材にはクロムモリブデン鋼が使われています。

【ツルさん】バックフェースのデザインは、兄弟モデルの『X-CB』と見間違えてしまうほどソックリです。アドレスしたときに上からも見たヘッド形状もソックリ（笑）。それもそのはず、ロフトやフェースプログレッション（グース度合い）は『X-CB』と同じ設定で作られているモデルです。

【ミーやん】ポケキャビには飛びを重視したストロングロフトのモデルが多いですが、『X-CBP』はそうではないんですね。ツルさんのエースアイアン『X-CB』と見比べると、ほんの少しだけ『X-CBP』のほうがヘッドが大きくてトップブレードも厚めです。若干ですが、『X-CBP』は構えたときの安心感が増していますね。

【ツルさん】打ってみると、2ピース構造のポケキャビなのに打感がいいですね。フェース素材が違うので弾く打感なのかと思いきや、アスリートが好みそうなしっかりとした感触です。

【ミーやん】打感を良くするために、ソール側はあえてキャビティにせず、肉厚部を残してあるそうです。ボールがけっこう高く上がりやすいタイプのアイアンですね。

【ツルさん】打ち出し角が『X-CB』よりも1～2度高くなるので、高弾道でグリーンに止める球を打ちたい人には良さそうです。もともと持ち球が低いタイプのゴルファーや、ヘッドスピードが遅めの人にも使いやすいでしょうね。ただ逆にいうと『X-CB』との違いはそれだけです。想像していたよりもフェースが弾かなく飛距離特化したアイアンではないので、正直、拍子抜けしました（笑）。

【ミーやん】ボクは持ち球が低いので、恩恵を受けられそうです。ヘッドの見た目と打感がいいし、やさしすぎず、まわりに見栄を張れるところが好印象ですね。

■ 試打クラブのスペック

ブリヂストン ツアーB X-CBP
番手：7番、ロフト角：32度、シャフト：日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー105、フレックス：S
発売日：2017年6月16日、価格：6本セット税抜120,000円(税込129,600円)

■ マイクラブ情報

ミーやん：ブリヂストン ツアーステージ Xブレード 709 CB（番手：7番、ロフト角：32度、シャフト：日本シャフト NSプロ 950GH・フレックスS）
ツルさん：ブリヂストン ツアーB X-CB アイアン（番手：7番、ロフト角：32度、シャフト：日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー105、フレックス：S）