新製品レポート

弾道調整機能でアマチュアでもブッ飛ばせる テーラーメイド M3 フェアウェイウッド

2018/06/13 05:00
ツアープロにも人気のM3 フェアウェイウッド

【ミヤG】
M3 フェアウェイウッド」は、PGAツアーではタイガー・ウッズロリー・マキロイが使用しているモデルですよね。

ヘッドは大きすぎず、クセのないアスリート好みの形状

【ツルさん】
昨季「M2 ツアー フェアウェイウッド」を使っていた選手たちが、今季は「M3 フェアウェイウッド」にチェンジしているみたいです。新モデルは、ソールの後方部分もグラファイト素材になって、前モデル「M1 フェアウェイウッド」よりも移動式ウェイトが4g重くなりました。そのおかげで弾道調整幅が広げられているのが特徴です。では、さっそくミヤGから打ってみてください。

【ミヤG】
構えた感じのヘッドの見え方はいいけれど、出だしから右に曲がるスライス弾道です。球のつかまりすぎを抑えた、いわゆるプロ向けのモデルなんだなぁという印象です。

【ツルさん】
諦めるのは、まだ早いですよ。ソールの移動式ウェイトを最大限にヒール側に動かして、ネックの調整機能をアップライト方向に設定して、と。これで打ってみてください。

【ミヤG】
おやっ! まっすぐに飛ばせましたよ。それに自分のクラブよりもボール初速が出ていて、めちゃ飛んでいます!!!

【ツルさん】
M3の調整機能は、とても偉大なんですよ(笑)。自分のスイングや球筋の傾向にちゃんと合わせると、まっすぐ飛ぶように弾道補正してくれます。僕の場合は、スタンダードな状態が良さそうですね。今回はクリーンヒットしすぎて、弾道計測では飛びすぎちゃいました(笑)

【ミヤG】
ツルさんが打つと、信じられないぐらいに飛んでます。打ち出し角やスピン量が、ドライバーと変わりません。だから飛ぶんですね?。Mシリーズのフェアウェイウッドの人気が高い理由も、自分で試打してみて初めて分かりました。

【ツルさん】
前モデルの「M1 フェアウェイウッド」と比べると、ほんの少し球が上がりやすくなったかな。でも、これはシャフトの影響かも。大きすぎないヘッドはクセのない形状で、アスリート志向のゴルファーが手にしても構えやすく感じられると思います。本当にいいクラブですね。

弾道調整機能によって多くのゴルファーが低スピンでまっすぐ飛ばせる

■ 試打したクラブのスペック

テーラーメイド M3 フェアウェイウッド
●番手(ロフト角): 3番(15度) ●シャフト:KUROKAGE TM5 ●フレックス:S

■ マイクラブ情報

ミヤG:ピン i20 フェアウェイウッド
●番手(ロフト角):3番(15度) ●シャフト:PING TFC 707F ●フレックス:S

ツルさん:テーラーメイド M2 フェアウェイウッド
●番手(ロフト角):3番(15度) ●シャフト:日本シャフト レジオ フォーミュラ MB タイプ70 ●フレックス:S

■ ミヤG プロフィール

1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。ドライバーはスライス、アイアンはドローが持ち球という変わりダネ。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はピンのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは42m/sくらい。

■ ツルさん プロフィール

1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。

テーラーメイド
移動式ウエイトとロフト角調整機能で弾道をチューニング
発売日:2018/02/16 参考価格: 43,200円