新フェースインサートが搭載された「シグマ2」パターを試打

【ミヤG】
ピンの新しい「シグマ2」は、フェースインサートが新しくなりましたね。どんな特徴があるんでしょうか？

ピン史上もっともやわらかい打感と心地よい打音を持つという

【ツルさん】
ピンがゴルファーに調査をしたところ、パターにやわらかい打感を求める人が圧倒的に多かったのだそうです。そこで新たなフェースインサートを開発して、ピン史上でもっともやわらかい打感のパターとして作られたのが、今回の「シグマ2」シリーズです。ミヤGも打ってみて、打感と打音を確かめてみてください！

【ミヤG】
打ってみると、「コツッ」という音はします。けれど、手に伝わるフィーリングはやわらかいですね～。

【ツルさん】
そこがポイントだそうです。インパクト音が聞こえないと距離感を出しづらくなるので、きちんと音がするけれど、感触はソフトになるようにチューニングされています。新開発されたフェースインサートは二重構造になっていて、ショートパットではソフトな打感、ロングパットを打ったときにはしっかりした感触が得られるようになっているんです。

【ミヤG】
ピンの広告では「トゥん。」という打音だとアピールしていますが、僕には「コッ」とか「コツッ」という音に聞こえます（笑）

【ツルさん】
僕には「コゥん。」に聞こえますね（笑）。いい打感だと思いますし、ミスヒット時でも距離を安定させるピン独自の「TR溝」も踏襲されています。今回試打しているアンサータイプのヘッドだと、このシルバーっぽいプラチナム仕上げと、黒のステルス仕上げの2種類から選べます。僕なら、このプラチナム仕上げがいいかな。

【ミヤG】
僕は黒のほうが好みかも。見た目にキレイだし、打感もいいし、なかなか良いパターですよね。

【ツルさん】
それと、もうひとつ新しいところがあるんです。ピンには以前から長さ調整機能を搭載したパターがありましたが、このシリーズから構造が刷新されて、グリップエンドのネジをレンチで回すだけで長さを調整できるようになりました。シャフトも回転しなくなって、使い勝手はかなり良くなっています。一般的な長さ固定のモデルも用意されていて、それもゴルファーの好みで選べますよ。

打感は非常にやわらかい。打音もしっかり聞こえるので、自分の感覚と合えば距離感も良くなりそう

■ 試打したクラブのスペック

ピン シグマ2 アンサー プラチナム パター
●長さ：34インチ