シャフトでこんなに変わるんだ!

突然出る大きな曲りをなくすためのシャフトの選び方とは?

2014/05/21 09:00

両しなりから先しなりのシャフトへ

■現在使用しているシャフトの特長 ボールを最大限につかまえる両しなりシャフト

手元と先がしなる両しなりシャフト。シャフトのしなりのタイプとしては一番ボールをつかまえる特性を持つ。重量も中澤さんのパワーに対してやや軽め。

■お勧めシャフト4本の特長 手元側がしならない先しなりのシャフト

1 三菱レイヨン バサラ Gシリーズ 53 R
中間部分から先にかけてしなり感が強く、インパクト付近で一気に戻るのでボール初速が出しやすい。

2 フジクラ ランバックス タイプS 55-R
先端部分だけでなくシャフト全体も滑らかにしなりタイミングがとりやすい。

3 フジクラ モトーレ スピーダー 569 R
先端側が鋭くしなり、弾きの強さでヘッドを加速させやすい。

4 日本シャフト レジオ フォーミュラM R55
手元寄りの剛性が高く、先端部分が強く弾くのにダウンスイングではゆったり動くので振りやすい。

手元のしならないシャフトにすることでつかまり過ぎを抑える

関プロ「それぞれが先しなりのテイストを持ちながら、独自の動き方をするシャフトを4本チョイスしました。なぜ先しなりかと言うと、もともとのシャフトは両しなりでとてもつかまりやすい特性を持っています。使用しているヘッドもつかまりやすいモデルなので、シャフトを両しなりよりも少しつかまりが抑えられた手元がしならない先しなりにすることで、現時点のスイングに適したつかまりを残しつつ、疲労で体が動かなくなってきてもフックにならないクラブになるように仕上げるためです。」

つかまり過ぎる動きが減少しフックスピンがなくなった≫
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