シャフトでこんなに変わるんだ!

クラブを短くして“平均飛距離”を上げる!

2017/01/18 08:00

安定して飛ばせるスペックとは?

一発の飛びを求めるか、安定して“平均飛距離”を求めるか――この選択はゴルファー各々の考え方による。ただし、どちらが好スコアにつながるかと聞かれたら、明らかに“平均飛距離”となるだろう。“平均飛距離”を上げる、安定して飛ばせるスペックとは何なのか? 今回はこちらをテーマにフィッティング例を見ていこう。

「調子が悪いと右ミスばかり…」

ビフォー・アフター 弾道測定値をチェック!

-ビフォーアフター
HS(m/s)42.442.1
ボール初速(m/s)63.564.4
ミート率1.51.53
キャリー(y)230237.6
飛距離(y)241.8255.4
フェース角(度)-1.5-2.4
バックスピン(rpm)22802178
サイドスピン(rpm)214-438
ボール方向(度)1.6-4.9
打ち出し角(度)14.69.1

■ ビフォー(ロマロ アクロファイバー 50 S、46インチ):飛距離はそこそこ出てはいるが、球がつかまらず右へのミスが多発

■ アフター(フジクラ Speeder Evolution II 661 S、45インチ):すべてのボールが左へつかまるようになり、平均飛距離が大幅アップ!

スコア70台も出るが調子次第で90台も出てしまうという松中さん。その原因である安定感を欠くドライバーショットを目下、猛練習中とのこと。今年は平均して好スコアをキープしたいと願う松中さんに、“平均飛距離”を上げるフィッティングを行っていく(テスター・詳しいプロフィールは次のページで→)。

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