マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド バーナードライバー(2009年モデル)

2009/02/17 00:00

構えてみると?

構えてみるとややフックフェースに仕上がっている

クラウン部分の編み目模様が復活した「バーナー 2009年モデル」。前作は丸いオーソドックスなヘッド形状だったが、今回は他のテーラーメイド同様、ヘッド形状はエッジが効いた三角形。体積は460CC。そして、ヘッド外周部分にはクルマのスポイラーのようなフィンがバリッと張り出している。これにより投影面積が大きいのに、視覚的には引き締まってみえるのだ。

フェースとバックフェースも特徴的だ。フェースはかなりディープ。ノーマルのバーナーは約61ミリで、バーナーTPが約62.5ミリ。バックフェースは反対に超シャロー。どちらも極限まで薄くなっている。この形状(重量配分)を考えると、両モデルとも低重心をかなり意識してる意図が窺える。

ちなみにヘッドの外観は、見た目ではほとんど変わらない。ノーマルとTPの違いを識別できるのは、クラウンマークとトウ側にロゴが有る無しぐらい。ノーマルのバーナーのクラウンマークはバーナーのロゴが入り、TPにはTPのロゴが。そしてTPのみ、トウ側にチェッカーフラッグをあしらったTPのロゴが入る。

リアルロフト、フェース角、そしてシャフトのスペックはノーマルとTPとで大きくことなる。ノーマル仕様のバーナーはリアルロフトがやや多めでフックフェース。シャフトもかなり軟らかめ。対してバーナーTPはかなりハード。リアルロフトはそう多くなく、フェースの向きはオープン。シャフトはかなり硬めの設定となっている。

デザインがガラッと変わった「バーナー 2009年モデル」。形状的には低スピンで飛距離を稼げそうだが、実際はどうなのか?両モデルの違いはどうなのかもじっくりテストしてみたいと思う。

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テーラーメイド
圧倒的な飛距離の三角ヘッド
発売日:2009/01 オープンプライス