マーク金井の試打インプレッション

ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE 701

2008/12/02 00:00

構えてみると?

体積は445cc。ヘッド形状は洋ナシと丸型の中間といったところ。クセが無く構えやすい。

体積は445cc。ヘッド形状は洋ナシと丸型の中間といったところ。クセが無く構えやすい。>>拡大写真
体積は445cc。あえて460ccにこだわらずに設計したらしいが、構えると実際のサイズよりも一回り以上大きく感じる。フェースが薄べったく(実測、約53ミリ)、投影面積が非常に大きいからだ。X-DRIVEと言えば、プロ、上級者向けの中でも「ハード」なイメージが強かったが、今回はガラッとイメージチェンジ。「やさしさ」を強くアピールする形状で、アベレージ向けドライバーと勘違いしそうなぐらいである。

ヘッド形状洋なしと砲弾型の中間。クラウン部分はトウ側にややボリューム感がある。捕まりを重視するよりも、左のミスを嫌うフッカーが構えやすく感じるデザインだ。重心アングルを計測してみると21度。スペック的にも、ヘッドの返りやすさを求めていないのが窺える。

ただし、上級者向けあってフェースの向きはビシッとスクエア。リアルロフトの設定もアベレージ向けドライバーに比べると控えめ。9.5度表示でリアルロフトが10.5度。

シャローフェースなこともあって、アドレスした印象ではかなりボールが上がりやすく感じる。そして大きさをアピールしたヘッドに「手強さ」は微塵もない。上級者には物足りない感じがするが・・・実際はどうなのか? じっくりテストしてみよう。

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ブリヂストン
弾道が打ち分けられる万能ドライバー
発売日:2008/11/12 オープンプライス