マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド バーナープラスドライバー

2008/11/04 00:00

自分に合ったスペックは?

弾道が高くなりやすいため、ロフトは控えめがよい。また、手元が硬く先端がよくしなるので、シャフトをムチのように使っていける。

リアルロフトはそう多くないが、ボールがとにかく上がりやすい。ロフトは普段と同じか少なめの方が、キャリーとランの比率が良くなる。ヘッドスピード40m/s以下の人は10.5度以上でいいが、ヘッドスピードが40m/sを大きく超えてくる人は、9.5度の方が飛ぶ弾道を打ちやすいだろう。

純正のSシャフトは手元側の剛性があるが、トルクがやや多め。ゆったり振っても切り返しでしなりを感じやすく、インパクトゾーンではシャフト先端がムチのように大きくしなる。シャープに振るよりも、ゆったり振った方がシャフトの挙動が安定し、タイミング良く振り抜ける。なお、Sシャフトのストライクゾーンは42~46m/sぐらい。

(長さは「ヒールエンド法計測」。リアルロフト、バランス、振動数、ライ角、重心アングルは実測値)

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テーラーメイド
発売日:2008/09/12 オープンプライス