マーク金井の試打インプレッション

イオンスポーツ GIGA HS-781ドライバー

2008/08/05 00:00

構えてみると?

トウ側にボリューム感がある洋なし形状のヘッド。ヘッドを置くだけで、フェースが目標を向いてくれる

最近のドライバーはソールに凝ったデザインを施すモデルが多いが、そんな中でもひときわ目立つのが「GIGA HS-781ドライバー」。色こそシルバー単色でシンプルだが、造形が実に立体的。特にソール中央のH型は迫力満点だ。

その一方で、顔つきは実にオーソドックス。トウ側にボリューム感がある洋なし形状のヘッドは、顔にこだわりを持つプロ、上級者に好まれるデザイン。フェースとシャフトのつながりもすっきりしており、ヘッドをポンと置くだけで、フェースが目標を向いてくれる。それもそのはず。フェースの向きを計測すると、フックフェースとは逆のオープンフェースになっていた。

ヘッド体積は450CCあるが、塊感が強いので投影面積は小さめ。フェースの厚みは約57ミリとややディープ。大型ドライバーにありがちな「やさしさ重視」の形状ではなく、コンパクトな形状で顔の良さを意識したドライバーに仕上がっている。

こう書くと、アスリート指向のハードヒッター向けドライバーのような感じになるが、総重量を計測するとSシャフトでも300gを若干下回っている。シャフトの硬さもそれほどではない。見た目はハードだが、スペックはそれほどハードではない「GIGA HS-781ドライバー」。実際の性能はどんなものかじっくりテストしていこう。

(長さは「ヒールエンド法計測」。リアルロフト、バランス、振動数、ライ角、重心アングルは実測値)

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