マーク金井の試打インプレッション

イオンスポーツ GIGA HS-781ドライバー

2008/08/05 00:00

クラブを計測してみると?

シャフトは「フジクラ ランバックス テクノロジー」を採用している。フレックスSで振動数は244cpmあり、しなり、トルクが適度にある

10度のヘッドはライ角度が60.25度とアップライトで重心アングルも約25度と大きめ。つかまりを重心した感じになっているが、オープンフェースが影響しているのだろう。ストレートに打つと軽いフェード弾道。スライサーが捕まった球を打てる印象はなく、どちらかと言うと、引っかけのミスを嫌うフッカーと相性が良さそう。9度は10度に比べると少しライ角度がフラット(58.25度)で、重心アングルも小さめ(約22.5度、すべて実測値)。こちらは、Rよりもさらに引っかかりづらい仕上がり。ちなみに、意図的にアウトサイド・インに振ると、右曲がりの度合いが大きかった。

RもSもドローを打ちたいスライサー向けではない。インサイドからあおっても引っかかりづらいことを考えると、フッカーが弾道をコントロールしやすいし、飛距離と方向性を両立させやすいだろう。

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