テーラーメイド XR ドライバー(2008年モデル)
2008/07/08 00:00
クラブを計測してみると?
どちらもフックフェースで、重心アングルは30度以上とかなり大きめ。見た目はつかまるイメージがあるが、ネック軸回りの慣性モーメントが大きいのだろう。ダウンからインパクトにかけてはゆったりフェースが返るタイプ。
スライサーがドローを打てるタイプではなく、ゆったり振るとフェースがスクエアに戻りストレート弾道を打ちやすい。シャフトの特性もつかまり重視だが、トルクが多めなので、シャープに振ると捕まりが今ひとつ。ヘッドもシャフトもゆったり振るゴルファーと相性がいい。スライサー、フッカーに関係なく、ヘッドスピードが遅い人が使うと、方向性のいい弾道が打ちやすい。インサイドからあおって打っても引っかかりづらいことを考慮すれば、スライサーよりも引っかけやチーピンに悩む人と相性が良さそうだ。