ミズノ JPX A25 ドライバー
2008/06/24 00:00
構えてみると?
ヘッド形状はオーソドックスな丸型ではなく、角張った5角形(ペンタゴン)。いわゆる異形ヘッドに属するが、アドレスすると以外なほど違和感はない。四隅に丸み感があるからだろう。角張った感じがしないのですんなりと構えられる。深いワインとブラックのツートンカラーは好みが分かれそうだが、この色合いを考えると、メーカー側は40歳以下のゴルファーよりも、55歳以上のベテランゴルファーを意識しているのかもしれない。
フェースの厚みは約52ミリとかなりシャロー。そしてバックフェース側も低くシャローバック形状なので、投影面積が大きい。ハードヒッターにはボールが吹け上がるイメージが出るかもしれないが、ヘッドスピードが遅めでドライバーが苦手な人ほど「安心感があってやさしく」感じる。クラブにうるさくない人でも、対象ユーザーが分かりやすいドライバーである。
フックフェースの度合いは少なめ。スライサーにドローを打たせるタイプではなく、左右に曲がるゴルファーが「ストレート弾道」をイメージしやすいだろう。ワッグルすると、Rシャフト、Sシャフトともかなりグニャグニャっとしなる。ヘッド、シャフトともかなり低ヘッドスピード向けであることが伺える。見た目通りなのかどうか、じっくりテストしてみよう。